それは本当ですか翼さん」
「ああ、以前直哉さんに言われた結果がこの資料だ。
回想
「そこで翼さんにお願いです。並行世界にノイズを遠隔操作が出来る手段として存在するのなら恐らくこの世界にもあるのでその物の調査をお願いしたい」
「ああ、了解した。こちらの世界では響しかノイズに対抗する手段がない以上。私達の力に頼ってくれるのは嬉しい」
回想終了
「そして私達の世界の流れに改変されていた。小さな穴があったのだ」
「「小さな穴が」」
「そう、まるで人形なら通れるくらいのな」
「人形て、まさかキャロルちゃんが使っていた。あの人形ですか?」
「ああ、そうだと見て良いだろう。我々もキャロル率いる錬金術者達との戦いの時には既に改変の影響力の中にいたのだろうな」
「そんなもしそれが事実ならキャロルちゃんの人形がこちらの世界に来ているかも知れないということですか?よ
「ああ、後了子さんの推測では中心世界には、異世界に渡ることのできる何がある可能性も言っていたな」
「ええあるわよ。並行世界の風鳴翼」
!!
「誰だ出てこい」
「ひゃートワさんいつの間に」
突如響の隣に少女が現れた。
「なんだこいつは?」
並行世界の翼は、突如現れた少女に驚いていた。
「ああ翼さんこの人が一応融合世界の神様です」
「なんだと‼こんな子供が融合世界の神様だと‼」
「やっぱり驚きますよね」
「そう言えばトワさんレイさんは」
「ああ、消えた二人の神が、別宇宙で何か動きを見せていたから見に行ってるわ」
「ええーーヒミコとイヨが見つかったんですか?」
「いえ、恐らくだけど別宇宙で見つかったのは本体ではない思うけどね、仮に本物じゃなくても動きを見せている以上は無視出来ないから
「すまないが話を戻して良いか?」
「ああ、そうだったわね。並行世界の風鳴翼。この融合世界はまだ完成してないのよね」
「そして中心世界には異世界に行くための手段はあるわ」
!!
「やはりそうだったんですね」
「それを見せていただきたいのですが?」
「それは無理ね。私達は貴女の世界を信用してないわ。はっきり言って」
!!
「私が現れる前に話していた内容を私が知らないとでも思っているの?」
「それは・・・」
「確かに状況的にこちらの世界の物の影響で貴女の世界の敵がこちらの世界に来たという事実があってもそちらの世界ではシンフォギアの事を世界に教えたのかしら?」
「それは・・・」
翼はトワの質問に無言になった。
「まあいいわ。恐らく貴女の世界の改変をしたのはあいつしかいないだろうし」
「あいつですか?」
「そう、紫藤隼人だと思うわ」
「紫藤隼人ってトワさん。前の世界ではブルーとなのってた人ですか?」
「そうよ響」
トワと響は小声で話していた。
「響隼人の前世、については他言無用でよろしく」
「わかりました」