「おっ起きましたね宿主さん。二度目のご対面ですよ」
「バテデモーダお前と僕はそう言う繋がりなんだな。僕は夢としてお前がグレースさん達に攻撃を仕掛けた事を見せたな」
「あはは、それは心外ですっよおいらはキングビョウゲーン様の命令を遂行しただけすっよ」
「それより宿主さん。貴方に確認したいんすけどいいすっか?」
「何だ?」
「外部協力者のワイズマンは危険すっか?」
「ああ、危険だな。バテデモーダお前を助けるつもりはないが、お前霊力はワイズマンには見せるな。見せたら実験動物の扱いを受けるぞ」
「少なくともビョーゲーンキングダムの中でパテデモーダお前は異質な存在なのだから」
「ご忠告ありがとうございます宿主さん。その代わりとして貴方を開放しますよ」
「何だと!!どういうつもりだ開放するとは」
「ああ、これは一種のゲームすよ。宿主さんがお宝で3人のプリキュアがお宝である貴方を見つければプリキュアの勝ちで宿主さんは開放されますが、プリキュアが邪魔者に全滅されればお宝である貴方をビョーゲーンズが手に入れると言うゲームですっよ」
「邪魔者役はバテデモーダ以外のビョーゲーンズと言うわけか」
「そう言う事すよ。宿主さん」
「お互いに貴方の居場所をしるした地図を残していますからね、そしてこの倉庫に入るには霊力を持つ者が触れないと開かないようにしてるっす」
「おいおいそう言う形なら邪魔者役が不利だろ?」
「その辺は大丈夫っすダルイゼンの兄貴においらの力の欠片を渡してますから、宿主と同じ事をしましたから」
「成る程僕がキュアグレースさんにしたことを真似したのか?つまりグレースさんが先に来るかダルイゼンが先にここに来るかのゲームと言うことか?」
「バテデモーダお前遊び過ぎだろ」
「おいらはこのゲームを企画しただけでっす」
そう言ったバテデモーダは直哉の元から消えた。
その頃プリキュア達は・・・
「着いたわ。この倉庫エリアのどこかに直哉君が居る筈よ。グレースとスパークル」
「くちゅんくちゅん」
!!
「「「まさかメガビョーゲーンが出たの?」」」
そしてグレースがラテに聴診器を当てる。
「2体のメガビョウゲーンが何かを探してるようラテ風のエレメントさんと雷のエレメントさんが苦しんでいるラテ」
「ビョウゲーンズがメガビョウゲーンを使って探してる物とはまさか・・・直哉君を探しているの?」
「まさか、バテデモーダもビョウゲーンズの一員だよ。そんなことしても意味無いと思うんだけど」
「とりあえず私とスパークルがメガビョウゲーンを浄化に行くわ。グレースとラビリンは直哉君の捜索を続けて」
「でも、フォンテイーヌ」
「これは私とペギタンの考えなんだけど恐らく直哉君の所に行けるのはグレースとラビリン抱けと思うの」
「そうペン守護者としての繋がりがあれば見つけられるペン」
そしてグレース以外のスパークルとフォンテイーヌはそれぞれメガビョウゲーンが現れた場所に向かった。