「こら、ノヴァ何で紫藤直哉にあそこまでのダメージを与えた?」
「別に良いでしょ紫藤直哉は私の敵なんだから」
「まあ確かに、そこはノヴァの意見に賛成だな」
「鹿それではノヴァを許すのか?」
「そう慌てるな猪よここは俺に任せてもらうぞ」
「わかった・・しかしノヴァお前は暫く謹慎だどうせ紫藤直哉は戦える状態ではないのだから」
「わかったわよ」
その頃のどか達は・・・
これはひどい火傷の後もあるわね」
「うんノヴァと言う子が恐らく魔法を使って直哉君に攻撃してたけど」
「ぷにシールドが少し間に合わなかったからラビ」
「魔法ってまた異世界からの敵なの?」
ひなたがのどかに聞く。
「異世界の敵なんだろうけど何か前の世界の記憶を持ってそうなの、あくまで私とラビリンがそう感じたの」
「「「「何だってーー」」」」
「それじゃそのノヴァと言う子が何らかな事情で融合世界の中のすこやか市に来たという事で良いのかなベン?」
「恐らくそう考えて良いでしょうねそしてノヴァと言う子が認識してる紫藤直哉は大人何でしょうね」
「のどかとラビリンが前の世界のあった紫藤直哉は大人だった?」
「うんそうだよ。私達との年齢より7つくらい上だった感じがしたよ」
「そうなのねつまりノヴァと言う子が目的にしている紫藤直哉はあくまで大人と認識していてこっちに来てみたらターゲットが子供だったからあるいは直哉君は助かったのかも」
「ちょっと待って直哉君に前の世界の記憶はないんだよねのどかっち」
「うん基本はね。必要な記憶は直哉君が自分で思い出すけど前の世界での関係とかは守護者が必要と思った時に直哉君に伝えると言う形なの」
「成る程ね)
「そう言う事ならノヴァと関わって居る守護者が居ないと直哉君はノヴァとの記憶は戻らないの?」
「多分そうだと思うよ。ちゆちゃん」
「それだと厄介ね。下手すると今そのノヴァって子にとっても直哉君を簡単に消せると言うことじゃないかしら?」
「ああ、自分の事を忘れているならどういう対策をするべきなのかを覚えてないから」
「確かにそうかも」
「少なくともノヴァとの関連の守護者が出てくるまではノヴァと言う子に警戒した方が良いわね」
「それに新聞部が言ってた新しい怪物を操るオカマにも気をつけないと」
「そちらは大丈夫だよひなたちゃん。彼が言ってた新しい怪物は降魔の事を言ってるから」
「「ええーー降魔ーー」ですってーー」
「うん直哉君を助けるときにまだ消えてない降魔の死体があってね」
「のどかよく降魔の死体を見る余裕あったわね」
「そんなことないよ。でも直哉君の手伝いをしててなれてる部分はあるかも」
「まあそうね。私とひなたも夏休みに直哉君の手伝いをしていていろんな世界に跳ばされて見て私達の世界の敵がビョーゲンキングダムで良かったと思えるもの」
「そんなこと思ってはいけないけどね」
「ちゆの気持ちわかるペン」
「確かにな。俺達がメガビョーゲンではなくノイズと戦う事になったら俺は、嫌ニャン」
「でもラビリン達より直哉はそう言う者から融合世界のバランスを保つために動いてたラビ」
「そうねその結果いろんな敵に狙われている訳ね」
「とりあえずのどかは直哉君が倒れたからと言う理由で直哉を連れて帰った方が良いと思うわ」
「そうだねちゆちゃん」
そしてのどかと直哉は学校を早退した。
「ただいまお母さん」
「お帰りなさいのどか早く直哉を私に渡して」
「うん」
「あら、想像以上に酷い怪我ね」
「お母さん直哉君を病院に連れていかないの?」
「直哉を病院に連れて行ったらそれはそれで大変なののどかも知ってるでしょ」
「あ・・・」
「だからねこれを使うの」
そう言ってのどかの母親が小さな薬を直哉に飲ませた。
「お母さんその薬は?」
「直哉君のお母さんから預かってるの直哉君専用の薬をね」
のどかの母親がそう言うと直哉の火傷の傷が消えていく。
「これでよしっと、のどか私買い物いってくるわね。直哉君が起きてすぐ食べれる物を買ってくるから」
「うんわかった」
そう言ってのどかの母親は買い物に出掛けた。
その頃中心世界に居る響達にも直哉の事をレイから聞いていた。