「トワさん聞こえますか?」
「聞こえてるわよ響どうしたの?」
「実はですね」
「どうしたんです米田さん。すまねえ響ノイズが出やがった」
「何ですってどこに出たんですか?」
「かつて天海が六覇星降魔陣の起点となった場所から出てきやがるそしてこのノイズ達は何かを探している様子だ」
「わかりました米田さん私が行きます」
そう言って響は通信を切った。
「その米田さんの依頼で出てきた穴とノイズを倒していたら・・・」
よし後1つと日本橋に行けば終わりだね」
「ああ、そうだな」
「そう言えばグレ響の所は私と同じで奏さんがいないんだよね」
「ああそうだがそれがどうした?」
「じゃああの人は誰なの?」
そしてグレ響が響の方に向くと、そこにはもう一人のガングニールの奏者が気絶しているのが見えた。
「あれは天羽奏に間違いないがどこの天羽奏何だ?」
「それがわからないけど、奏さんだよね」
「ああそれは間違いない」
「とりあえず最後のポイントに向かう間にトワと直哉君に連絡をするよ。その間奏さんの事をお願い」
「ああわかった」
そして二人の立花響は気絶している天羽奏でらしき人物を宇宙戦艦にのせた。
「と言う事で、何処かの世界の天羽奏さんを見つけたんですけどどうしたらいいです?」
「成る程ね、確かにほっとけないわよね。こちらの響の性格では?」
「ええ、出来れば直哉君かトワさんにこちらに来て貰えませんかね?説明と聞き取りの為に」
「そうねその天羽奏に貴女達が説明するわけにはいけないわね。その子が余計に混乱すると思うわ」
「そうですよね」
「わかったわ私と直哉がそこに行くまでなるべく動けないで」
「わかりました」
そしてトワが響との通信を切った。
「さてと直哉を普通に戻しておかないと」
そしてトワは直哉の精神を元に戻した。
その頃の花寺家では・・・
「しかし驚いたよ直哉の精神が幼くなった時は」
「そうね私もよ。でものどかからその状態になった話を聞いたら納得出来たけど」
「ああ、トワさんが直哉君を休ませる為にした事に変わりがないが直哉君がのどかをお姉ちゃんと呼ぶとはな」
「あら、いいじゃない、もう直哉君私達の家族なんだし」
「それはそうだけど融合世界にとってはこの状態は良いのか?」
「直哉君が動けない状態はまずいのでは?
「それは心配要らないわよ。二人共」
「「トワさんどうしてこんな夜更けに」」
のどかの両親はトワの来訪に驚いていた。
「ああ、ごめんなさい。直哉を中心世界に連れて行く用件が出来たので直哉だけを連れて行くよ」
「ええ、構いませんけど直哉君幼児化してますけど?」
「それは問題ないわ。解除したから)
「うわあああああどうして僕がのどかさんと同じ部屋にーー」
「どうやら起きたようね)
「あ、そうか幼児の時はのどかと寝てたから驚いたのね。直哉君」
直哉が起きた直後ののどか部屋では・・・
「直哉君どうしたの?」
「のどかさんごめんなさい僕のどかさんの部屋で寝て」