「ええーーそれはあり得なくないですか?トワさん」
「いえむしろこういう事が起きやすいのよ中心世界では」
そしてトワはその可能性が高い事柄を響達に思い出させるように話した。
「「これは」」
「この4つの大陸は原初の世界7人世界幼馴染世界そして融合世界になる前の世界よ」
「ああ、私達が初めて紫藤直哉さんとあった世界ですね」
「でもあの世界は崩壊した筈ですよね何で幼馴染世界以外が存在してるんですか?」
「それは恐らくヒミコとイヨが復活復活させた可能性が高いわ」
「「「まさか過去の世界が復活した弊害がこの天羽奏さんですか?」」」
「ええ。私はそう考えているわ。どうやら時間を操る何かを手にした可能性があるわね。この騒動を起こした者達が」
「とにかく二人の立花響は米田一基に頼まれた依頼をこなしてきなさい」
「わかりました」
そう言って響はグレ響と共に最後のノイズが出現しているポイントに向かった。
「ううん、ここは私はコンサート会場で翼やあの少女を助ける為にあれを使って死んだ筈なのに」
「どうやら目が覚めたのね、天羽奏ちゃん」
!!
「誰だどうして私の名前を知ってるんだ?」
「私ははトワよ、そして私の隣にいるのが」
「僕の名前は紫藤直哉と言います。よろしくお願いいたします」
「おうよろしくな。それで私は死んだ筈なんだがどうして生きているか知ってるか?」
「恐らく貴女は貴女が死んだと思った時にこちらの融合世界に転移をしてきたのでしょうねあの存在と共に」
直哉にそう言われ奏は窓を見るとそこにはノイズの集団がいた。
!!
「ノイズだとこの世界にノイズがいるのか?」
「いえこちらの中心世界にはいませんが、融合世界としてはノイズが存在する世界はありますが.今回のノイズは天羽奏さんと共に転移してきたのでしょうね」
「それじゃあなおのこと私が戦わないと」
「その心配はありませんよ」
!!
「シンフォギアを纏う者が二人もいるのか?」
「ええ.そうです中心世界には融合世界を守る為の組織の本部が売るのでノイズだろうがそれぞれの敵だろうが対応は出来ますから」
「そうなのか)
「ええそうです。貴女自分の助かった命を大切にしてくださいね」
「・・・わかったよ」
そしてトワと直哉は治療室を出た。
「「「「お帰りなさいトワさんと直哉君」」」
のどかとちゆとひなたが出迎えた。
「正直トワ天羽奏さんをどうしたらいいです?」
直哉がトワに聞く。
「そうね、こういうケースは考えて無かったわ正直に言うとでも実際に起きたから仕方ないけど直哉天羽奏を貴方の部隊に入れるように話しなさい」
「ええーーいいですかそれで?」
「ええ構わないわ。そうしておかないとヒミコやイヨに取られるわよ」
「敵になられるよりそっちのがいいと思うわ。それにシンフォギア奏者の人数不足を解消するためにも」
「それは確かにそうですけど」
「直哉君話だけどもしたら」
「そうね、こちらの協力者としていてもらった方がいいわよ」
「それに決めるのはあちらさんな訳だしね」
「そうですね」
そして再び直哉は天羽奏の所に向かった。