「しかしあれが中心世界での姿なんだ。私初めて見たよ」
「そうね私もよ弟のような12歳の直哉君とはイメージが違うわね」
「のどかもそう思う?」
「私達の場合は久しぶりに16歳の直哉君を見たなーて感じかな?私の弟のような直哉君も捨てがたいけど」
「だよね。のどかっち」
その頃直哉は・・・
「天羽奏さん少しお話いいですか?」
「ああ、構わないよ。あんたは紫藤直哉だっけ」
「ええ、そうです」
「それで私に話とはなんだい?」
「天羽奏さん。僕達の協力者として融合世界を守りませんか?」
「何故私にそう言う話をするんだい?」
「その理由は先程も言いましたけど」
直哉にそう言われ奏は窓を見るとそこにはノイズの集団がいた。
!!
「ノイズだとこの世界にノイズがいるのか?」
「いえこちらの中心世界にはいませんが、融合世界としてはノイズが存在する世界はありますが.今回のノイズは天羽奏さんと共に転移してきたのでしょうね」
「それじゃあなおのこと私が戦わないと」
「その心配はありませんよ」
!!
「シンフォギアを纏う者が二人もいるのか?」
「ええ.そうです中心世界には融合世界を守る為の組織の本部が売るのでノイズだろうがそれぞれの敵だろうが対応は出来ますから」
「正直あのくらいの数のノイズなら二人でもいいのですがここは融合世界なのでノイズと同時に複数の敵が現れる事もありますからその時に天羽奏さんがいてくれると助かるなと思いまして」
「成る程ね、しかし私はリンカーが無いとシンフォギアは短時間しか纏えないけどそれでもいいのかい?」
「ええそこは気にしなくてもいいですよ」
「わかった。少し考える時間をくれ」
「わかりました」
そして直哉は天羽奏と別れた。
直哉がのどか達がいる部屋に行くと。二人の立花響がノイズとゲートを破壊し終わったので戻って来ていた。
「お帰り直哉君奏さんとの交渉はどうだった」
「ええとりあえずこちらの考えを伝えて、それを聞いた奏さんが考える時間が欲しいとのことで戻って来ましたよ響さん」
(響さん達こそ上手く行ったみたいですね米田さんの依頼を」
「うん後は以前黒之巣会の本拠地となった日本橋の地下にあるゲートを破壊したら今回の依頼は。終わりだよ」
「日本橋の地下ですか、もしかすると中心世界でのこの騒動は隼人叔父さんが仕組んでいるのかと考えてみましたけど隼人叔父さんが持つソロモンの笛はワイズマンに奪われてますし」
「トワさん交渉が終わるまでこちらにいた方がいいですか?」
直哉がトワに聞いた。
「うんそうね交渉を直哉に任せている以上はそれがいいわね、そして直哉の事だからこのまま日本橋の地下に行きたいんでしょ?」