「どうして食材を勝手に取ったのラビリンペギタンニャトラン」
「「「それは・・・」」」
「直哉のためラビ」
「「「え、直哉君の為?」」」
「そうペン人間は何日も何も食べなかったら死んじゃうペン」
「そうならないために俺達が作らないといけないニャン」
「そっかー―ラビリンもペギタンもニャトランも直哉君の体の事を考えての事なんだね」
「でも食材を勝手に持ち出すのはだめよ」
ピカ――
その時のどかの体から空色の光がでてきた。
「「「「「「「えー――どういう事」」」」」」」
「何でのどかっちの体から光が?」
「まさか誓約関連でのどかの体に変化が?」
「それは違いますよちゆさん」
「のどかさんの変化の原因はパパの魂が守護者の戦いに反応しレベルが上がったというお知らせですよ」
「「「飛鳥ちゃんどういう事?」」」
「今響さんとさくらさんが模擬戦をしているんですよ。その結果パパの霊力関連の力が一定に溜まったからですよ」
「そうなんだ」
「もっと分かりやすい方法としてのどかさんとラビリンキュアグレースに変身してみてください」
「「わかった」ラビ」
「のどか変身ラビ」
「うん」
「スタート」
「プリキュア ・オペレーション」
ヒーリングステッキとラビリンが一体となり、花のエレメントボトルをはめ込む
「エレメントレベル上昇ラビ」
「「キュアタッチ」」
キュン」
「「重なる二つの花!」」
「キュアグレース」
「ラビ」
「あれれグレースの服に空色が混じってないちゆっち」
「言われたらそうね、直哉君の魂の影響かしら」
「その空色の模様は本来融合世界で手に入れる筈の力の一部です」
「「「「「「どういうこと飛鳥ちゃん?」」」ラビ」ペン」ニャン」
「パパの魂が本来の機能を取り戻しつつあるんですよ」
「本来原初の世界の崩壊から4つの世界が誕生しました。そして4人の神達が自分の担当する世界の代行者をその世界に住む者に代行者に任命したんです」
「それが、真宮寺直哉君と紫藤直哉さんね」
「そうですですが、原初の世界崩壊後死んだと思われていた米田健二が一人の代行者を自分に取り込んでしまったんです」
「何ですって、何でそんなことを」
「ちゆちゃん落ち着いて」
「その理由は私が知ってるから言うね、米田健二さんがその人を取り込んだのは自分の力を取り戻す為なの」
「まさか!!オリジナルの紫藤直哉さんも真宮寺直哉君もその米田健二の分身体なの?」
「そういう事です、そして米田健二の暴走によって7人世界や私達の世界も崩壊したのです」
「そしてその後に作られた世界で偶然召喚されたのがのどかさんとラビリンだったとトワさんが言ってましたね」
「試験的に作られた世界で偶然米田健二一派の知らない力を持つ者の力が癒しの力だったので融合世界のパパに入れたらしいですね」
「ああ、だから直哉君のお母さんが単独でヒーリングガーデンに行ってたの」
「「えーーー」」
ちゆとひなたはグレースの言葉に驚いた。
「ああ、その辺り説明してなかったラビね」
「実はラビリン達はのどか達の世界ではなくヒーリングガーデンで直哉とあったことあるんラビ」
「ええーーどういう事ーー」
「直哉君のお母さんがヒーリングガーデンに自力で来れる人間だったのでラテ様の母親が先代のプリキュアとビョウゲーンキングダムとの戦いの時地上でのサポートをしてくれたんだラビ」
「成る程直哉君とラビリンはそんな前から知ってたの?」
「直哉のお母さんがヒーリングガーデンに来てたのは直哉がお母さんの中にいた頃ラビ」
「だからラビリン達がこちらに来る前に女王様に直哉の事を聞いていたラビ」
「そうそしてそう仕向けたのはトワさんなのですよ。深い因縁を断ち切る為にね」
「嘘そんな大役私達には無理だよ飛鳥ちゃん」
「慌てないで下さいひなたさん。今の段階では誰も勝てませんよ。パパが本当の意味で覚醒しない限り、恐らく融合世界のパパが米田健二を救う希望になれる光だと私もレイとトワさんは思っています」
「そしてそんなパパとと歩けるのは貴女達4人と思っています。他の守護者の方達は少なくとも米田健二の影響を受けている可能性がありますから」
「それに今後新たな守護者も出てくる可能性もありますが、今の段階ではパパを本当の意味で助けられるのはプリキュアとヒーリングアニマルの皆さんだけなんです」