エステルとクローゼにのどか達の世界にある機械などの使い方の勉強が終わった後・・・
「やはりここは異世界なんだと思いましたよ。ね、エステルさん?」
「そうねクローゼ私的には、帝都で使われている蒸気機械も衝撃だったけどね」
「そうなんですね、私もその蒸気機械を見たいですね」
「いやいや、蒸気機械よりこちらの機械のが凄いわよ。こんなに軽いのに部屋の掃除ができるのよ」
そう言ってエステルは買った掃除機を出す。
その頃直哉とのどかは・・・
「ねえ直哉君、クローゼさんとエステルさんは私達の家で暫く暮らすならあの買い物は必要だったの?」
「ええ、クローゼさんの性格からして恐らくしてもらうだけでは納得しないと思うので」
「でもかなりの金額だよね、大丈夫なの?」
「ええ、そこは大丈夫ですよ、こう見えてすこやか市で事業をしているので」
「ええ――会社を持ってるのーー」
「と言っても直接的には出来ないので、両親の信頼のある方に任せていますけど」
「今回の訪れたお店は両親の信頼出来る方が社長をしてるので」
「そうなんだ」
「ええ、ですのでこれくらいの出費は大丈夫ですので」
「でも会社を持つなんて凄いよ」
「両親の会社を引き継いだだけですよ。のどかさん」
「これでのどかが一緒になっても大丈夫ラビね」
「ラビリン」
のどかはラビリンの言葉に慌てていた。
「ラビリンの言ってる意味がどんな意味なのかは敢えて聞かないけど、のどかさんの相手は僕以外の人の方がいいよ」
「僕と一緒になったら相当苦労するからね。僕はそこまでのどかさんを初め守護者の皆を束縛したいわけじゃないし、みんなそれぞれの人生を歩んで欲しいし」
「直哉君」
「今は未来も大事ですけど、平和にしないとね」
「そうだね」
そして直哉達はすこやか市に向かった。
花寺家・・・
「ただいまお母さんお父さん」
「「お帰りのどかに直哉君」」
「そして二人の隣にいるのが、エステルさんとクローゼさんでいいのよね?」
「はいそうです。すみませんが二人をよろしくお願いしますね」
「わかったわ直哉君」
「それでは響さん行きましょうか?」
「え、どこに」
「シンフォギア世界にですよ」
「え、聞いてないよ直哉君」
「今伝えたのが初めてですし」
「何しに行くの?」
「いえ、そう言えば僕もあちらに挨拶をしてなかったですし」
「そろそろ向こうにも、彼が現れるかもですし」
!!
「ワイズマンの事?」
「そうですよ。それでは失礼しますね」
そして直哉と響は花寺家を出ていく。
「直哉君二人で行くの?」
「いえ、こちらにいる飛鳥ちゃんと薫ちゃんを連れていきますよ」
その時レイから響へ連絡がきた。