「まさか紫藤直哉君君の仲間にシンフォギア奏者がいるとは、それも奏と同じガングニールとは」
「紫藤直哉君君は何歳なのだね?」
「15歳ですね」
「15だと!!いつからこういう事をしていたんだ?」
「約10年前ですね。両親の死後からですね」
「直哉君ここでは15で行くの?」
響が直哉に聞く。
「ええ、その方がいいと思うので」
「まさかそんな小さい頃からこんな場所に身を置いてたのか?」
「いえいえ、そういう事はしませんよ。流石に」
「今回の来訪では僕の守護者一人と、サポート二人の4人で来たのです」
「守護者だと!!」
「それじゃお願いしますね守護者さん」
私は立花響、15歳! 誕生日は9月13日で血液型はO型! 身長はこないだの測定では157センチです」
「立花響君か・・・君はそのガングニールをどうして纏っている?」
「それは・・・」
その時響が直哉を見る。
そして直哉が首を縦に振る。
「それは・・・私の纏うガングニールは、天羽奏さんの形見です」
!!
「何だと奏の形見とは、どういう事だ?」
「私の世界では、こちらの世界で起きたコンサート事件に私は巻き込まれ運がいいのか悪いのか、奏さんの纏っていたガングニールの欠片が心臓に刺さりガングニールと融合しているんです。私の心臓は」
!!
「そして私は、生存者狩りにあい、父親が蒸発して家族がバラバラになったんです」
「その原因は俺達が原因なのか?」
「ええ、別にこちらの風鳴弦十郎さん達を責めるわけでは無いですがシンフォギアの秘密を守る余りそういう事には助けてくれなかったんです。原因はシンフォギア起動実験でノイズが現れ、その混乱による人達の死が大半なのに、生存者が殺したという風潮になりました」
「私はその時に紫藤直哉さんに出会い助かりましたけど」
「そうか・・・君の世界の俺に代わり、俺が君にん謝罪をしょう。すまなかった」
「やめてください。私はそういうつもりで話した訳ではないので」
「それでもだ、君はある種の呪いを俺達がかけてしまったな」
「そろそろいいですかねお二人共」
「うん」
「ああ」
「風鳴弦十郎さん僕達は、こちらの世界に来ている降魔蝶と言うものを倒せば、こちらの世界から去りますので、そちらの日本政府に通達してくれませんか?」
「後弦十郎さんの身内にもですね」
!!
「直哉君君は、どこまで俺達の事を知ってるんだ」
「ほぼ全部ですね。僕達は最低限の接触で終わらせよとしているのは、自分たちの力や干渉次第でシンフォギア世界そのものを歪めない為です」
「世界を歪めない為だと」
「ええ、そうですよ。先も言いましたがデモンゴーレムやメガビョーゲンがもし制御する術がありそれを手に入れる事が出来るとしたら」
「確かにその術があるとしたら欲しがるだろうな」