「ちょっと待って、その時に出会うのってまさか・・・」
「ええ、ちゆさんの考えている通りの人物ですよ」
直哉がそう言う。
そして直哉が話を続ける。
ふふ、これが本来のプリキュアそしてヒーリングアニマル、ビョーゲンズそして
キングビョーゲンの力の集合体か」
!!
「成る程な、私に協力を要請しもう一つのすこやか市に来させた理由がわかった」
「「何を言ってるの?」ラビ」
「ああ、すまない私はこちらの世界ではない世界から来たのだよ。別の世界にいるキングビョーゲンの依頼でね」
「「ええーー」ラビ―」
「「「何だと」ペン」ニャン」
「そう驚くこともないだろう。俗に言う並行世界だ」
「なあ、そうだろうそこに隠れている。もう一人のキュアグレースよ」
「え」
「エレメントチャージ」
「キュン!キュン!キュン」
「「ヒーリングゲージ上昇」」
「プリキュア!スカイヒーリングフラワー」
そして融合世界のキュアグレースが現れた。
「「「「ええーーー私がもう一人」グレースがもう一人現れた」」」
原作世界のグレースとヒーリングアニマル達が驚いていた。
「メガガガガビョーゲン」
「見ろあのメガビョーゲン苦しんでいるぞ」
「「「ええーー」ラビ」ペン」
話中断・・・
「うええ、のどかっちが二人―ーー」
ひなたは直哉の説明を聞いて驚いていた。
「やはり私達の本来の世界が融合世界と融合するのね」
「ええ、その原因を作ったのは融合世界のキングビョーゲンらしいですけど」
「何ですって」
そして直哉が話を再開する。
「ご苦労だったな。ワイズマン我の無茶な依頼を受けさせて」
「いいえ私は研究者として可能性を探るのが、好きなので構いませんよキングビョーゲン」
「そうか、して首尾はどうだ?」
「キングビョーゲン貴方が求めるもう一つのビョーゲンキングダムとすこやか市を融合世界に引きずり込むのはあと少しの時間と検証が必要となりますが、一つ教えてください」
「何だ?」
「キングビョーゲン貴方はそんなにもう一つの・・・原作世界に興味を持つのですか」
「進化の為だ」
「進化ですか」
「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」
「そこは問題ない。むしろプリキュアとてすぐには連携は出来まい」
「成る程その原因は、こちら側のプリキュアの紫藤直哉という風に仕向けるんですね」
「そういう事だ。すまんが話はここまでだ融合世界に封印がかかっているからな」
「以上です。この時は僕は魂状態だったから聞く事が出来たと思いますね」
「「「ええーー」」」
「成る程要するに,のどかさん達の敵のキングビョーゲンという者は原作世界と言うもう一つの世界がある事を既に知っていたからワイズマンに、探させていたと言う事ですか?」
「ええ、恐らくその通りなのでしょうね、クローゼさん」
「確かに、ワイズマンは,色々人外になってるしそう言う事はしそうね」
「さて3人共決めてくださいね。中心世界に残って戦争を経験するか、それともワイズマンを追いかけるか」
「「「ここに残ることにしたよ」わ」した」
「理由を聞いていいですか」
「「「恐らく私達だけでは、ワイズマンを倒すのは無理」それに見つけられない可能性があるわ」、それに融合世界に融合するんだし今更あの世界には来ないと思う」
ひなたとちゆとのどかがそれぞれの理由を言う。
「成る程、エステルさんとクローゼさん3人の答えを聞いてどう思います?」
直哉が、エステルさんとクローゼに聞く。
「うーんいいじゃない?ワイズマンももう一つのすこやか市に現れるのは低いと思うし」
「そうですね。それに勝てないとわかってる相手を無理に追いかけて死ぬよりは強くなれる環境に身を置くべきと思います」
エステルとクローゼがそれぞれ理由を言う。