そして時は戻り、現在・・・
「お、お前は、加山どうしてここにいる?」
「大神海はいいなあ、もうすぐ海開きだがな、大神ここは俺に任せろ」
加山がそう言うと、神埼邸の扉が開いた。
「大神行け、そして自分の目的を果たせ」
「ああ、ありがとう加山」
そして大神達は神埼邸に突入したが、大量のSPが大神達を囲むが、隊員たちの必死の抵抗で、一角が崩れた。
「大神さん、カンナさんここは私達が食い止めます。だから早くすみれさんの元へ行ってください」
「さくら君しかし」
「お兄ちゃん。ここは私達が頑張るから大丈夫だよね、織姫、レニ」
「そうです」
「ああ」
「わかった後は任せるぞ、行くぞカンナ」
「おうよ」
そして大神とカンナは、すみれのいるお見合い場所に向かった。
そのころお見合い会場では、すみれの祖父が、仕切って、お見合いを進行していた。
「すみれなんか言わんか、せっかく日野君が来てくれてるのに」
「お父様」
「まあまあ、貴方落ち着いて、すみれさんも、お話してみないことには、何もわかりませんわよ」
「お母様」
そして、お見合いが終盤に差し掛かった時、大神とカンナがお見合い会場に、乱入したのだった。
「「ちょっとそのお見合い待ったー」」
「誰だね?君達は」
「俺は、帝国華撃団花組隊長の大神一郎です」
「同じく、桐島カンナだ」
私の事を知っていて、長年帝国華撃団を、援助してきたこの神埼忠義の顔に泥を塗る、無粋なマネを君達はするんだね」
「ええ、長年帝劇を援助してい頂いたのは感謝してますけど、今回のは言わせていただきます」
「すみれ君の意に沿わぬ、結婚を押し付けるのは、納得できません」
「そうだぜ爺さん」
「ふむそれで大神君、君に質問じゃが、君はこのお見合いを壊してすみれをどうするのじゃ?」
「すみれ君は・・・連れて帰ります」
「少尉・・・」
「大神君それでいいんだな、それが帝国華撃団の総意となるのじゃよ」
「ええ、構いませんわ」
その時藤枝かえでが、現れた。
「貴女は?」
「私は藤枝かえで、帝国華撃団副司令をしています」
ドーーーン
その時、爆発音が聞こえた。
「何だこの音は?」
「大神君敵の襲撃よ今すぐ出撃して」
「しかし光武改がありません」
「大丈夫玄関に行きなさい」
「そう言われ大神とカンナとすみれが玄関から外に出ると3人の機体がどこからからか出てきた。
そして乗り込み黒鬼会と対峙した。
「フフ、漸く出て来たな帝国華撃団」
「お前は何者だ?」
「私は黒鬼会五行衆の一人の土蜘蛛だ。覚えておきな」
「土蜘蛛だと?」
「さあ、私と戦って貰うよ出でよ、魔装機兵八葉」
その頃かえで達は・・・
「おおあれが、家と同じく帝国華撃団を援助している紫藤家の転移装置じゃな」
「ええ、そうです。今回は紫藤家の関わりのある方が直接来られて時が来たと思えば使ってくださいと言われて」
「成る程のう。紫藤家の当主らしいのう」
「忠義様は、紫藤家の当主と会った事あるんですか?」
「ああ、あると言っても、前当主紫藤桜花のころに数回会ったくらいじゃな」
!!
「まさかその名前が出るなんて」
「そう言えば、帝国華撃団の前身の対降魔迎撃部隊の頃は紫藤家の当主は、紫藤桜花じゃったな」
「ええ」
その頃戦いは
すみれとカンナコンビプレーが決まり土蜘蛛を撃退する事に成功し、無事にすみれは帝劇に戻る事が出来たのだった。
「それでは行きますよ、勝利の・ポーズ」
「「「「「「「「決め!!」」」」」」」」