帝国華撃団が神崎すみれの実家で戦っている頃直哉と3人のプリキュアは再びもう一つのすこやか市にやって来た。
「直哉君神崎すみれさんの実家の戦いを最後まで見なくて良かったの」
「ええ、グレースさん今回は融合世界のシンドイーネがもう1つのすこやか市に侵入したとレイさんから連絡が来たので恐らく融合世界のキングビョーゲンが試験的に送り込んでいると考えていいと思います」
「前回はダルイゼンがメガ降魔を出してすぐ撤退したんですよね?」
「うんそうだよ。直哉君」
「恐らくフォンテーヌさん」
「何?」
「フォンテーヌさんとぺギタンが初めてメガビョーゲンを浄化した時シンドイ―ネが出撃してました?」
「「ええ、そうだったわ」確かにそうペン」
「ふむそういう事なら、恐らく融合世界のビョーゲンズは、原作世界のプリキュアガ4人になるまでは原作世界の流れを壊す気はないとみていいですね」
「何でそう言えるの?」
「考えてみてください」
「ご苦労だったな。ワイズマン我の無茶な依頼を受けさせて」
「いいえ私は研究者として可能性を探るのが、好きなので構いませんよキングビョーゲン」
「そうか、して首尾はどうだ?」
「キングビョーゲン貴方が求めるもう一つのビョーゲーンキングダムとすこやか市を融合世界に引きずり込むのはあと少しの時間と検証が必要となりますが、一つ教えてください」
「何だ?」
「キングビョーゲーン貴方はそんなにもう一つの・・・原作世界に興味を持つのですか」
「進化の為だ」
「進化ですか」
「しかしそうすると邪魔なプリキュアが8人になりますが?」
「そこは問題ない」
「進化ためと言いました。キングビョーゲンは、融合世界にない進化の仕方が原作世界にあると信じているような感じでしたから」
「「「「「「確かに」」」ラビ」ペン」ニャン」
「ですのでそこまで強くは介入させないと思います。しいて言うなら後グワイワルを介入させるぐらいでしょうね」
「それでは僕は、もう一人ののどかさんに会いに行きますね」
その頃もう一人ののどかは・・・
「ねえラビリン。またあの子に会えるかな?」
「それはわからないラビよ」
「そっかあえたらいいなあ」
「花寺さんここにいたのね」
!!
「沢泉さんどうしてここに」
「実はこの子が校内に入ろうとしたのを見つけてね」
そう言って沢泉ちゆはラテを花寺のどかに見せる」
「ラテ!!」
「ワン」
「私の後をついて来たの?」
「ワン」
「よく、ラテが家の犬ってわかったね、沢泉さん?」
「それはこないだ見たから」
「そうなんだ・・・えっ」
「花寺さん木の怪物と空を飛んでいた怪物は何なの?それに喋るペンギンやウサギは何なの?」
「見られてたラビ――」
「えーとそれは・・・」
「その動物は僕がのどかお姉ちゃんにお世話してもらっているんですよ。沢泉ちゆさん」
!!
「「ええーーラビ―」直哉君」
「直哉君どうしてここに?」
「のどかさんここは話を合わせてくださいね」
「うん」
「君がラテの飼い主なの?」
「そうです。暫く海外に両親と行って今朝こちらに帰ってきてのどかお姉さんの家にラテを迎えに行ってみたら、ラテがのどかお姉さんを追いかけたと聞いたので、迎えに来たんです。無断で学校に入ってごめんなさい」
そしてラテは直哉に渡された。その後ラテを探していたぺギタンがラビリンと合流し、ラビリンに事情を聞いた。
そして翌日花寺のどかは
旅館沢泉に、ラテとラビリンとぺギタンと来ていた。
その頃直哉達は・・・
「ふう、昨日はまずいことになりそうでしたよ」
「まあ、あの場面のどかの珍しいペンギンやウサギを飼ってるのだけで納得出来ないわよね」
「ちゆちゃん酷いよ。一生懸命答えたのに」
「おっともう一人ののどかさんがラテを診察してますよ」