新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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もう一つのすこやか市に来た事情説明前編

「確かに直哉の言う通り結果的にとはいえ、帝国華撃団隊員が、揃ったんだからそれはそれで利用しましょう」

 

 

「とりあえずあの続きを見せるわ」

 

 

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

 

「狼虎滅却・天地一矢」

 

「破邪剣征・百花繚乱」

 

 

二人の必殺技が火車の魔装機兵五胡を貫いた。

 

 

「馬鹿なこの私が、負けるとは、許さんぞ貴様等」

 

そう言って、火車が、撤退すると同時に、マリアが姿を現わした。

 

 

そして花組全員での勝利の・ポーズを決めて帝劇に戻った。

 

 

翌日、帝国華撃団花組は、山口の正体を知り、皆大慌てだった。

映像終了・・・

 

 

「以上よ。それでこれからの事なんだけど、直哉守護者全員と見習いのクローゼを連れてキュアスパークルが誕生する時間に行って」

 

 

 

「ええ――全員でですか?帝国華撃団の熱海旅行に関してはスルーですか?」

 

 

 

「完全スルーはしないわ。ただ黒鬼会が動く時間までレイと私で勧めるからその間にもう一つのすこやか市に居る3人のプリキュアと正式な協力体制を取ってきて欲しいのよ。もう一つのすこやか市に4人目のプリキュアとバテデモーダが誕生する前にね」

 

 

 

「成る程、ばバテデモーダや4人目のプリキュアが出てくるタイミングで話すと纏まりそうにないですね。主に僕とバテデモーダの関係で」

 

 

 

「そうね、それにこういう事は、早めに言っておいた方が楽よ」

 

 

 

「わかりました」

 

 

 

そして直哉達は全員でもう一つのすこやか市に向かった。

 

 

 

 

 

その頃もう一つのすこやか市にいる2人のプリキュアは・・・

 

 

 

「それじゃのどかあの直哉君について教えて」

 

 

「うんいいよちゆちゃん」

 

 

そしてのどかは直哉について話し出した。

 

「ええ、関係者ですよ」

 

 

「花寺のどかさん。もう一人の自分に会いたいですか?」

 

 

「うん、私は会ってお礼を言いたい。だってあの時私とラビリンはもう一人の私に助けられたのは事実だし」

 

 

そうですか、しかしそちらのヒーリングアニマルさん達はどうやら僕の事を怪しんでいますけどね」

 

 

 

 

「当たり前ラビ、そもそも何で普通の人間がヒーリングガーデンやビョーゲンズの事を知ってるラビ?」

 

 

 

「それは、僕の世界にもヒーリングガーデンとビョーゲンズがいるからだよラビリン」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「そしてこの間君達が見たワイズマンは、僕達の世界のキングビョーゲンの協力者で、僕達の世界のキングビョーゲンは、もう一つのすこやか市に狙いを定めたみたいなんだ」

 

 

「「「「ええーー」」」」

 

 

「僕はそのため君達に、コンタクトを取る為にこちらに来たんだよ」

 

 

 

「もし二組のビョーゲンズとやりあうのは、僕達の世界でも厳しいから」

 

 

「そんな!!そんなに強いの?そちらのビョーゲンズは?」

 

 

 

「何ですって――直哉君は並行世界の人間で、その並行世界にもビョーゲンズがいるの?」

 

「そうみたい。直哉君の世界のメガビョーゲンは私たちの技が効かないの」

 

 

「何ですって」

 

 

「確か不思議な膜があってそれをもう一人の私が除去したら私達でも浄化出来たんだ」

 

 

 

「そうなの?並行世界のメガビョーゲンの事を聞いたの?のどか」

 

 

「うん聞いたよ」

 

 

 

「ええいいですよまず普通のウイルスと言う形で言いますね」

 

 

「まずウイルスは人間や動物の体内に入ると増殖し、その状態が人間や動物にとっての感染ですよね」

 

 

「「「「うん」」」」

 

 

「その増殖する為の経緯が偶に失敗してしまい、その結果とて変異ウイルスとなるんですよ」

 

 

!!

 

「成る程、こちらのメガビョーゲンが従来のウイルスと考えるならワイズマンのメガビョーゲンは変異ウイルスとい事かペン?」

 

 

「そうですね」

 

 

「だからラビリン達の攻撃が効かなかったのかニャン」

 

 

 

「とすると貴方の世界では変異型メガビョーゲンしかいないの?」

 

 

 

「ええ、そうですね。のどかさん」

 

 

「その原因は僕達が住む融合世界が原因ですね」

 

 

 

「融合世界?」

 

「成る程メガビョーゲンの変異がいる世界が融合世界で、直哉君の世界ね」

 

 

「ええ、その認識でいいですよ沢泉ちゆさん」

 

 

!!

 

 

「「直哉君どうしてここに」」

 

 

 

「いやだな。あのどかさん忘れたんですか」

 

「え」

 

 

「もし何かあれば僕がここに来るために使ったゲートを通信機として使えるので、連絡してくださいね」

 

 

「そう言ったんですけど忘れてましたね、当然僕達の世界から来る場合のゲートでも使えますけどね」

 

 

「あーーー忘れてた」

 

 

 

 

 


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