熱海旅行当日・・・
花組隊員達は、米田が手配をした貸切蒸気バスに乗り、熱海に向かい出発したのだった。
熱海に着いた花組は、旅館に荷物を置き、海に全員で行き楽しんでいた。
その頃すこやか市から来た直哉達は・・・
「「「「「「「海だ―――」」」」」」」
直哉以外の全員のテンションが上がっていた。
「ねえ直哉君海行っていい?」
「行ってもいいですけdp、恐らく帝国華撃団の皆さんと遭遇する可能性があるのでどちらかののどかさん達は旅館に残ってもらえますか?」
「そうすれば海で会っても旅館で会ってもそれなりにごまかしがきくので」
「「「「「「「成る程」」」」」」」
「一応、プリキュアが全員がこちらにいる事を知らせない為の処置なので」
「そういう事なら私達が残ります」
原作世界のちゆが言う。
「え、いいの?」
「いいですよ。ちょうど直哉君に宝玉についてもう少し聞きたいことあるので」
「そうなんだわかったよ」
そして響と融合世界ののどか達は海に向かった。
「それでは僕達も旅館に向かいましょうか」
「「「うん」」
「ええ」
そしてその日は何もなく過ぎて行った。
次の日早朝大神の部屋では・・・
帝国華撃団の副隊長のマリアは、隊長の大神の部屋に、やって来た。
「隊長失礼します」
「マリア、どうした?朝早くから」
「隊長実は、我々が、熱海に来てからですが、何者かに監視をされている可能性があります」
「何だって!!、それは本当かい?」
「ええ、私は常に、何者かの、視線を感じてますから」
「とりあえず俺たちだけで対応する事にしよう」
「了解です」
そして大神とマリアの捜索が始まった。
「あ、お兄ちゃんにマリアおはよう」
「「おはようアイリス」」
「アイリス皆で、海に、行くから今から楽しみなんだ、お兄ちゃんマリアまた後でね」
アイリスはそう言って、大神達と別れた。
「アイリスは、この旅行楽しんでるな」
「ええ、そうですね、皆の為にも、早く犯人を見つけないと、ですね隊長」
「ああ、そうだな」
その頃大神達と一緒の旅館に泊まっている直哉達は・・・
「どうやら黒鬼会の襲撃が起きそうですね。のどかさん」
「ごめんねのどかお姉ちゃんとラビリン。こんな早い時間に」
「別にいいけど、どうして私とラビリンだけなの?」
「派手に動くと黒鬼会が僕達を警戒するからね」
「成る程ね、それで私達は何をするの?」
「基本的には大神さんとマリアさんの動きに合わせて動くんですけど、帝国華撃団の持つキネマトロン以外の電波が感知するんです。その通信装置を事前に見つけておきたいので今から行きましょ」
「スタート!」
「プリキュア!・オペレーション!」
「「キュアタッチ!」」
「エレメントレベル上昇ラビ!」
「「重なる2つの花!」」
「キュアグレース!」
「ラビ!」
そして直哉はグレースのヒーリングステッキの中に吸い込まれた。
そしてキュアグレースは大神達より先に謎の通信機の元に着いた。