「「米田さん築地に魔装機兵とは違う敵が現れたのですか?」」
「ああ、響君に直哉、見ての通りだ。黒之巣会の幹部を追い詰めたらたまたまだと思いたいがお前達の情報と酷似した。植物のような姿をした怪物が突然現れた」
「わかりましたそれでは僕達も築地にいきます」
そう言って直哉と響とのどかが地下司令室を出ようとしたとき米田に止められた。
「待て、直哉お前達豪雷号に乗れ、今から足で行っても間に合わん」
「それもそうですね。米田さんお願いします」
「但し濠豪号は、本来光武の輸送を目的として作られている。人を運ぶ前提に作られていないからな」
「「「わかりました」」」
そう言って三人は濠雷号のおいてある場所に向かった。
豪雷号の中・・・
のどかさん、出発前に変身しておきましょう」
「そうだね直哉君、行くよラビリン」
「スタート」
「プリキュア ・オペレーション」
ヒーリングステッキとラビリンが一体となり、花のエレメントボトルをはめ込む」
「エレメントレベル上昇ラビ」
「「キュアタッチ」」
「キュン」
「「重なる二つの花」」
「キュアグレース」
「ラビ」
そして直哉はキュアグレースのヒーリングステッキに吸い込まれた。
「うう、この吸い込まれる感覚慣れませんね」
「ほへーこれがのどかちゃん達の誓約の回避の仕方か、ねえ、直哉君私とも合体しようよ」
「はあ、響さん何言ってるんです?僕と合体する必要無いですよね、誓約がそれぞれ違うのですから」
「恐らく響さんの誓約は未来さんに会えない事と見ていますがね」
「直哉そんなことが誓約の対象になるラビ?」
「恐らく未来さんが響さんへの愛が重すぎますからね他人からみれば」
「「そんなに重いの?」ラビ」
「ええ、シンフォギア世界の封印が解けたら覚悟してくださいね」
そして豪雷号は築地に向けて出発した。
築地での戦いは・・・
少し時を戻し・・・
「くそ、まさかここまで大神一郎が現れるだけで帝国華撃団の動きが変わるとは」
「あたい達をなめるなよ。あんたが隊長だろ。あたいは霧島カンナだよろしくな」
「ああ、よろしくカンナ」
「よし全員で、蒼き刹那の乗る魔装機兵双角を倒すぞ」
「「「「「了解」」」」」
そして花組は双角に攻撃を仕掛けたとき・・・
「メガ・・・ビョウゲーン」
という不気味な声が聞こえて大神とカンナ、マリア以外の光武は謎の蔦により捕縛されてしまった。
築地での戦いを上空で見ていた風組の三人と帝国華撃団副司令の藤枝あやめは突然捕縛された光武に驚いていた。
「一体何が起きたの?椿」
「正確な位置はわかりませんが巨大な蔦によって大声カンナマリアをのぞく光武が蔦によって捕縛されたようです」
「副司令大変です。この築地に豪雷号がまもなく到着します」
「何ですってーー至急司令に連絡を」
「「「はい」」」
「一体何が起きてるの?」
そう言うあやめだった。