「お待たせしましたお姉ちゃん達」
「どうしたの直哉君?」
「ええ、先ほどペギタンから連絡があって」
「「「「ペギタンから」」ラビ」」
「ええ、そうですその連絡で、僕の財布がピンチ確定になりました」
「「「「ええーー」」ラビ」」
「「どういう事直哉君」」
2人ののどかが直哉に聞く。
「ええ、どうやら帝国華撃団のメンバー全員が水族館に来るそうです」
「「「「ええーー」」ラビ」」
「それで、9人分の入場券が必要になりました」
「その上、帝国華撃団の皆さんは、こちらの時代で使えるお金が無いので」
「大変直哉君。一旦家に戻ろう。お母さんとお父さんに言って、お金を払ってもらおうよ」
!!
「それはいけません。のどかお姉ちゃんただでさえ、帝国華撃団の宿泊代を出して貰っているのにこれ以上出して貰う訳には・・・」
「確かそうかも知れないけど、お父さんもお母さんもきっと協力してくれるよ」
「・・・わかりました」
そして直哉達は一度花寺家に戻った。
花寺家・・・
「お母さん大変なの」
「あらのどか達と、直哉君。水族館に行ったはずじゃないの」
「うんその筈だったんだけど、緊急事態が起きて」
「緊急事態?」
そして直哉がのどかの母親に説明を始めた。
「成る程、そう言う事ならお金出すわよ直哉君」
「でも、花寺家のお金を、母さんの友人だからと言って使う訳には・・・」
「大丈夫よこのお金は直哉君の会社のお給料だし」
「ええーーーお母さんどういう事?」
融合世界ののどかが母親に聞く。
「のどか以前仕事が決まったて言ったわよね」
「うん、聞いたよ。運送ドライバーだよね」
「そうよ、直哉君は知ってるわよねすこやか運送」
「ええ、そこは父親が援助していた会社ですよ。父親が死んでから援助計画が切れて、疎遠なりましたよ。そこの社長さんと」
「それで採用面接で、私が桜花さんの友人と社長さんが知ってちょっとした騒ぎになってね」
「あはは、すみません」
「そういう事もあって採用してもらえたの」
「でもそれだと、僕の会社になりませんよ」
「それがね私の入社が切欠で一度切れていた関係が元に戻ったらしいわ」
「「「ええーー」」」
「「そんな事があるなんて信じられない」」
「つまり僕の父親がすこやか運送にしていた援助が復活したからこのお金は僕が使っていいと言う事ですか?」
「そうよ」
「無理やり過ぎません?その理屈」
「そうね、でも直哉君は私達に遠慮しすぎよ。実年齢が18でもまだ学生なのよ少しくらい、大人に甘えなさい」
「そうですね、それではこのお金は借りておきますね」
「素直でよろしい」
そして直哉達は再び水族館へ向けて出発した。
水族館入り口ゲート付近では・・・
「それではのどかさん達僕は先に帝国華撃団の皆さんの入場券を買ってきますね」
「「うんわかったよ」」
そして直哉は帝国華撃団8人分の入場券を買いに行き、その直後2人のひなたと2人のちゆによって案内サレテキタ帝国華撃団が来た。