直哉が帝国華撃団全員分の水族館の入場券を買っている頃・・・
「「うええ、ちゆっちこれはどういう事ー―」」
2人のひなたが2人のちゆに聞く。
ねえちゆお姉ちゃん今日ぺギタンと遊びたいんだけどいい?」
「ああ、ごめんなさい今日はお出かけするんだけど、アイリスちゃんも一緒に行く?」
「うん行く」
「ずるいですアイリスだけなんて」
「あはは、すみません今日は、子供だけのお出かけですから」
「ああ、アイリスは確かに子供ですね」
「むーー、ちゆお姉ちゃんほかに誰が行くの?」
「後はのどかとひなたと、直哉君よ、だから・・・」
「「「「「「「直哉さんが――」」」」」」
「直哉さんが行くなら私も行きたいです」
「・・・僕も行きたいちゃんとお礼言ってないから」
「でも、変ですね。紫藤直哉さんは少尉さんより若くても大人でしたよ?」
「何故そうなのに、子供のお出かけに行くんですか?」
「そんなの当り前だよ、ねえさくら」
「ええ、アイリス直哉君のあれを私に言えって事?」
「ソウダヨイヒヒ」
「「そういう事でみんなついて来たの」」
「それってさくらさんが喋ったて事」
「ごめんなさい」
「で、直哉さんの子供姿はどれですか?」
織姫はあたりを見回した。
「まあ私も不用意に、予定を言わなければよかった筈なので、さくらさんのせいだけでは無いですよ」
「ありがとうちゆさん。シクシク」
「「さくらさんそんな事で泣かなくても」」
2人のちゆはさくらを落ち着かせていた。
「ある意味カオスだね」
「うん、私もそう思う。
そして入場券を買っていた直哉と2人ののどかが戻って来た。
「皆さんお待たせしました・・・て何してるんですか、他のお客の邪魔になってますよ」
「はい、大神さんこれがここの入場券です。帝国華撃団全員分あるので、渡しておきますね」
「ああ、ありがとう直哉君」
「それでは行きましょうかのどかさん。ちゆさん。ひなたさん」
「「「「「「うん」」」」」」
「あ、待ってくれ一緒に・・・」
「一緒には行きませんよ。大神さん」
「何でだい?」
「何故って、僕達帝国華撃団花組では無いので」
「まあ、米田さんからのお願いで、こちらの時代で困らないようにしますけどね」
「それに僕はこの世界では12歳モードなのさくらさんとアイリスちゃんから聞いてそれで水族館に来てるでしょうけど、あレ二さんは救出作戦の時のお礼を兼ねて来たのですよね」
「「「「「「「「う、全部知られてる」」」」」」」」
「「凄ーい直哉っち当たってるよ」」
2人のひなたが感心する。
「ぺギタンが教えてくれたんですよ」
「ええーーぺギタンの裏切り者ーー」
直哉の言葉を聞き、アイリスがぺギタンに言う。
「僕は裏切ってないペン誰も直哉に言うなとは言われてないペン」
「確かに誰も言ってなかったな」
ぺギタンの言い分にカンナが同意する。
そして結局直哉達と帝国華撃団は、別行動で水族館にはいるのだった。
「ほう、まさかこちらの世界に帝国華撃団が来てるとはな」
「少し、帝国華撃団と遊んでみよう」
そう言うワイズマンだった。
「あら、ワイズマンじゃない久しぶりね」
「シンドイ―ネか」
「ワイズマンあんた何してんの?」
「ああ、ちょうどいいシンドイ―ネ、あの水族館に紫藤直哉がいるぞ」
「え、直哉君が」
「そうだ、私は帝国華撃団と遊ぶからシンドイ―ネは、プリキュアと紫藤直哉の相手を頼む」
「わかったわ」
そしてワイズマンとシンドイ―ネは行動を開始した。