「スタート!」
「プリキュア・オペレーション!」
「「キュアタッチ!」」
「エレメントレベル上昇ラビ!」
「「重なる2つの花!」」
「キュアグレース!」
「ラビ!」
「スタート!」
「プリキュア・オペレーション!」
「エレメントレベル上昇ペン!」
「「キュアタッチ!」」
「「交わる2つの流れ!」」
「キュアフォンテーヌ!」
「ペエ!」
「スタート!」
「プリキュア・オペレーション!」
「エレメントレベル上昇ニャン!」
「「キュアタッチ!」」
「「溶け合う2つの光!」」
「キュアスパークル!」
「ニャン!」
「「「地球をお手当て!」」」
「「「ヒーリングっど♥プリキュア!」」」
!!
「うわあああ何だこれはーーー」
のどか達がプリキュアになった時大神がキュアスパークルと同じような格好に変身したのだった。
「ここで模擬戦のルールを言いますね」
「響さんお願いします」
「うん、まず帝国華撃団の皆さん勝利条件は、制限時間内に、プリキュアになった大神さんに一撃を与える事、そしてプリキュアチームは制限時間内にプリキュアになった大神さんを守る事」
「攻撃の有効と無効はの判定はエステルさんとクローゼさんが判定します」
「制限時間は10分それでは始め」
そしてプリキュアチームと帝国華撃団の模擬戦が始まった。
「よーし皆、隊長に一撃入れて直哉に昼飯とプレゼントを貰うぞ」
「「「「「「「おーー」」」」」」」
「皆、大神さんを守って勝つよ」
「のどかちゃん達そこまで俺の心配を・・・」
「そうだね大神さんを守らないと、直哉っちの財布がピンチになるもんね」
「あらーーそっちの心配が優先か・・・まあ、彼女達がそう言うのもわかるな。直哉さんは俺達のすこやか市に滞在するのにかなりの金額を使っている筈だからな」
「俺も今回は直哉さんの財布を守るぞ」
模擬戦開始3分経過・・・
「ねえ直哉君今回の模擬戦する意味あるの?」
「ええ、ありますよ。プリキュアとヒーリングアニマルにとっては生きた霊力攻撃を受けるチャンスですし、帝国華撃団にとってはある種のトラウマがありますからね、プリキュアも帝国華撃団にとっては異世界の力ですし」
「ああ、帝国華撃団のトラウマは私達が助けた時の事?」
「そうですよエステルさん」
エステルがその時の事を思い出していた。
「「「「「うわああ」」」」」
「なんだ?光武がおかしい」
「わかったわ大神はん、うちらの光武がおかしくなったのは巨大植物が吐き出す樹液のようなもんのせいや。あれに触れると、光武の伝達回路が一時的に伝達が伝わらないようになるんや」
「そのせいで光武の行動が遅くなったり、霊力の伝達も出来なくなっているから脇侍を簡単に倒せなくなってるんや」
「そんなどうすればいいの紅蘭?」
マリアが紅蘭に聞く。
「今は、あの巨大植物の影響を受けていない。さくらはんと、アイリスに任せるしかないな。うちらの光武は最低限の行動しか出来へんのやから」
「くっ」
「エステルさん、ヨシュアさん、ミリアムさん、ユウナさん。無事です?」
「「ええなんとか」」
「確かにあれはトラウマになってもおかしくないわね」
「成る程それで直哉君はこういう形の模擬戦を企画したんだ」
「ええ、そうですね。お互いただの模擬戦だと本気になれないと思って、商品を付けましたけど」
「それで直哉どちらが勝つと思う?」
「そうですね。短期で決まるなら、チームワークのプリキュアチームで、長期戦になるなら場慣れの多い帝国華撃団ですね」
「でも直哉君プリキュアチームの勝利条件は、制限時間時間まで大神さんを守るんだから、帝国華撃団が有利なのでは?」
「普通に考えたらそうですが、見てください響さん。帝国華撃団有利になるとしたら光武改等の霊子甲冑があればと思いませんか?」
「あ、そう言えば」
「それに、この模擬戦には僕と響さんが出す昼食代が決まりますからね」
「え、直哉君が出すんじゃ?」
「ええ、出しますよですが、もし帝国華撃団が勝てばですけど、一応僕は勝者に奢る事になってますから」
「うんそうだね」
「仮にプリキュアチームが勝った場合負けた方は自腹ですが、帝国華撃団がこちらのお金を持っていません」
「ふんふん」
「僕以外でこちらのお金を持っているのは・・・」
「・・・私が払うの――」
「ええ、そうですね。帝国華撃団が負ければですよ。人数が多いですし帝国華撃団が勝ちますよ」
そして模擬戦は終了した。
「うう、勝者プリキュアチーム」
響にとって悲しい結果となった。