融合世界のビョーゲンキングダムでは・・・
「「「「お呼びでしょうかキングビョーゲン様」」」」
「此度の作戦は、バテデモーダとダルイゼンに任せる」
「何で、バテデモーダとダルイゼンなんですか?キングビョーゲン様」
シンドイ―ネはキングビョーゲンに聞く。
「此度の作戦は実験だ」
「「「「実験ですか」」」」
「そうだ。バテデモーダお前は、中心世界の暦で11月9日に人間共が大きな動きをする。その中でお前には黒鬼会と言う組織に潜入しろ」
「ええーーーおいらが人間共の組織に」
「その黒鬼会と組織は、帝国華撃団と戦っている。つまりバテデモーダお前の力も奴等と戦えるだろう」
「まあそうですね。それが今回の実験にどう繋がるんで?キングビョーゲン様」
「我等の目的は融合世界を蝕む事だが、邪魔な紫藤直哉とプリキュアだけでなく、帝国華撃団も奴等と共闘して、邪魔をしていたな」
「だが、我等には帝国華撃団と対抗する手駒が少ない」
「「「「確かに」」」」
「その戦力補給するのがバテデモーダお前の目的だ。ダルイゼンお前は今中心世界で黒鬼会が行動起こす時にメガビョーゲンを使い、黒鬼会を助けてやれいいな」
「「了解」了解す」
そしてバテデモーダとダルイゼンは、中心世界の帝都に向かった。
その頃帝国華撃団は、すこやか市から戻って2週間がら経っていた。
太正14年10月某日・・・
その日大神は一人で、帝都近郊である秋祭りの会場に来ていた。
「やあ、織姫君じゃないか」
「あ、少尉さん、こんな所で会うなんて、奇遇ですね、どうしたんですか?」
「ああ、一人で秋祭りの見学さ他の皆を誘ったんだけど、皆それぞれ用事があるらしく断られたのさ」
「成る程そうですか、なら少尉さん。私に付き合ってください」
「え、織姫君いいのかい?」
「今日だけ、特別ですよ」
こうして、大神は織姫と、祭りを見て回っていた。
暫くすると、織姫が一人の絵描きの男性と口論を始めてしまった。
「どうしたんだ急に織姫君落ち着いて」
「もうこんな所に、居たくありません。帰ります」
「あ、待つんだ、織姫君」
「私の事は、いいですから、あの子を追いかけてください」
大神は、絵描きの男性に言われ織姫を追いかけた。
時を少し戻して・・・
「皆さん今日は帝都近郊でお祭りがあるので、全員分の浴衣を準備したので、皆さんで行って来て下さい」
「「「「「「ええーーいいの?」」」」」」
「ええ、いいですよ。ただ僕はこれから来客があるので一緒に行けませんけど」
「そうなんだ誰か残ろうか?」
「いえ、大丈夫ですよのどかさん」
そして守護者は、大神と織姫がいる秋祭り会場に向かった。
響が、大神と織姫を見つけた時トラブルがすでに起きていた。
その頃直哉の自宅では・・・
「そろそろ出てきていいですよ。鬼王さん」
「・・・」
「いつから気付いていた?」
そう言って鬼王が直哉の前に現れた。
「そんな小さな事を気にするとは、思いませんでしたよ鬼王さん」
「ふっ確かにな」
「今日はどうしたんですか?貴方達の目的八鬼門封魔陣の存在を知る僕を殺しに来たのですか?」
「違う。あのお方がお前を殺す事は認めていないからな」
「そうなんですね」
「それじゃあ何をしにここへ?」
「お前達の敵である。メガビョーゲンを操る者が黒鬼会に入ってきている。その者は霊力を持っている」
!!
「成る程、バテデモーダが」
「どう対処したらいい?」
「そうですね鬼王さん今度帝都を襲う時もしかしたら黒鬼会の動きに合わせてメガビョーゲンが現れた場合、恐らく黒鬼会の助けになるように動くかもしれません」
!!
「そうかメガビョーゲンを操る者も、帝国華撃団を邪魔者として考えるようになったと言う事か」
「恐らくそうなんでしょう」
「ですから、今は知らないふりをしていた方がいいと思いますよ。」
「成る程な」
そう言って鬼王は消えた。
そのころ大神は・・・