その頃ビョウゲーンキングダムでは・・・
「ダルイゼン実験用のメガビョウゲーンはどうだ」
「今しがたプリキュアに浄化された所です」
映像再生
グレース」
「エレメントチャージ」
『キュン、キュン、キュン、』
ヒーリングステッキの肉球を3回タッチしたグレース。
「「ヒーリングゲージ上昇」」
「プリキュア 、ヒーリングフラワー」
ピンク色の光線がエレメントと包み込むように助け、メガビョーゲンを見事に浄化させた。
「ヒーリンググッパイ」
「えー僕も言うの?」
「当たり前ラビ」
ラビリンに言われ直哉もしぶしぶ次のセリフを言った。
「「「お大事に」」」
映像終了
「そして取り込んでいた機械の塊と同乗者は復活しました」
「そうか、実験は成功したな」
「成功ですか?」
ダルイゼンはキングビョウゲーンの言葉の意味が判らず聞いた。
「よいか、ダルイゼンお前は今中心世界でメガビョウゲーンによって復活した機械が倒された時に同乗者を気づかれずにこちらにつれてこい」
「何故ですかキングビョウゲーン様」
「何故ならその者はもはや人間ではなく我々と同じ種族となっているからな」
その頃、復活した刹那は混乱していた。
「確か、僕は・・・」
刹那の回想
なんだなんだ、帝国華撃団やっぱり君達の負けのようだね」
「くっ刹那め」
蒼き刹那が乗る魔装機兵双角が再び大神を襲いかかる。
「死ね、大神一郎ーーがはーー」
刹那が大神に襲いかかる直後双角がさくらとすみれを拘束している蔦が双角の腹部に突き刺さった。
「ぐはーーなんだよこの蔦は僕の味方じゃないのか?」
「なんだ力が抜ける、嫌だ僕は死にたくない。死にたく・・・」
刹那の回想終了
「そうだ、僕はあの怪物に囚われていたのか」
「うん、奴は一体何者なんだ?」
その時刹那はキュアグレースの存在に気がついた。
!!
「グレース逃げて」
「直哉君」
ヒーリングステッキから直哉の声に気づいたグレースが双角に捕まらないように移動をした。
「危なかったラビねえ」
「直哉君これは一体どうなってるの?」
「そこは僕にもわかりませんけど、もしかしたらダルイゼンやシンドイーネ達が中心世界で、実験をしているのかも」
「一体何の実験ラビ?」
「そこは僕にもわかりませんけど、可能性としてエレメント以外の者を取り込んでもメガビョウゲーンに異常がないかを調べているとか?」
「「成る程」ラビ」
「とりあえず僕達の仕事は、終わっているようなので後は帝国華撃団の方に任せて響さんの元に戻りましょう」
「そうだね直哉君」
そして三人が響のもとに戻ると、そこには帝国華撃団の副司令の藤枝あやめがいた。
「あの貴女は誰ですか?」
「私は帝国華撃団の副司令の藤枝あやめです」
「貴女達の協力で、再び蒼き刹那を倒す事が出来たわありがとう」
「ええーー私がここに戻るまでにあの機械を倒したのですか?」