「それで直哉がここで寝てる理由を聞きたいんだけど?」
「「「実は・・・エステルさん」」」
そしてのどか達はエステル達がいない時の事を話し出す。
おおーー直哉久しぶりだな」
「お邪魔してるぜいやあーー合鍵貰っていて助かったぜ」
「「「「ええーーマサキさんどうしてここに」」」」
「ああ、実はな直哉達全員ついて来てくれ」
「「「「はい」」」」
そして直哉達は、マサキについて行き寝室に入ると、そこにはぐったりしている飛鳥と薫がいた。
「「「「飛鳥ちゃん。薫ちゃん」」」」
「あれが、桜花の言っていた直哉の娘達ですか」
「あんた達声が大きいよ」
「「「「ごめんなさい」」」」
「うんこの声リューネさん?」」
「そうだよ。久しぶりフォンテーヌとスパークル」
「「ええーーリューネさんがどうしてここに」」
「実はバゴニアと言う国が不穏な動きをしていると言う情報を得た私とマサキが調査をする為に向かったら2人の魔装機神が捕獲されてて私達が助けたんだけど」
「その時から2人がこの状態だったんですね」
「ああ、そうなんだ」
「直哉私が、2人を見ていいですか?」
「うんアースお願いできるかな?」
「はい」
「これは・・・2人の活動意欲のエネルギーがほとんどありません」
「活動意欲エネルギーって何?」
「つまり飛鳥ちゃんと薫ちゃんは、やる気を何者かに奪われたのよ」
「うええ、やる気を――」
「「「そう言う事で、直哉君はここで安静にしてるんです」
「そうなのね、私達がゼムリア大陸に戻っている間に飛鳥と薫が帰還するなんてそんな状態でとは」
「「「エステルさん人が1人多いようですけどその人は?」」」
「私はシャーリィーだよ。よろしくね」
「少し私達と行動をする事になったのよ」
「「「よろしくねシャーリィーさん」」」
「うーんやっぱりここ変わってるね」
「どういう事ですシャーリィーさん」
そしてシャーリィーが話し出す。
その時ユウナが見つけた。こちらの世界にいない筈のシャーリー・オルランドを」
「嘘でしょ何で紅い星座と結社に入っている血染めのシャーリーがこちらの世界にいるのよ」
その頃シャーリィー達は・・・
「おい、シャーリィーさっきのピンクの女の子お前に対して驚いてたぞ?」
「ええーー私あの子と面識無いけどな」
「成る程こちらには面識はないが、向こうにはある。これがエステルとヨシュアが困惑した未来を知る者との出会いか」
「シャーリィー本当に手加減してやれよ」
「うん、わかってるよお兄ちゃん」
そしてユウナがシャーリィーに追いついた。
「ブラッディシャーリーどうしてここにいるのよ。結社が動いてるの?」
「結社ーなにそれ美味しいの?食べてみたいなあ。それは」
「どこまでおちょくる気よ」
「あはは、ごめんねさてやろうか、クロスベル出身のユウナ・クロフォードちゃん」
そう言ってシャーリーはテスタロッサを構える。
「くっやる気なのね」
「ふう、よかったよもう1つのゼムリア大陸の人にもお兄ちゃんの能力で名前がわかって」
内心少し安心したシャーリィーだった。
そして二人の戦いが始まった。
「そう言う事で一度だけこちらの世界に来た事あるんだ」