新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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雨宮さくらと夏海まなつ後編

降魔撃退後の公園にて・・・

 

「ちょっとちょっとさくら何なのアの怪物は?」

 

 

ローラが興奮状態でさくらに聞く。

 

 

「ああ、あれは降魔だよ」

 

 

「降魔だよって軽く言わないでよ。あれは本当の怪物じゃない」

 

 

「まなつもそう思うでしょう」

 

 

 

「うん、だけど怖いよりかっこよかったの方が強かったかな」

 

「ありがとうまなつちゃん」

 

 

「それにしてもさくらの世界は、物騒ね降魔だっけ、あれにくらべたら魔女の使うヤラネーダの方がましよね」

 

 

「魔女?ヤラネーダ?」

 

 

「あとまわしの魔女が人間のやる気を回収する為に使うのが、ヤラネーダよ」

 

 

 

「・・・つまりまなつちゃん。ヤラネーダにやる気を奪われた場合まなつちゃんの持つプリキュア力で、ヤラネーダを浄化しなければいけないと思っていい?」

 

 

「はいそう言う考えでいいと思います。最も私もプリキュアになりたてですけど」

 

 

「ふふ、そうなんだ。ならやっぱり、この世界に現れるヤラネーダは、メガビョーゲンと似てるのかな?」

 

 

 

「何よさくらそのメガビョーゲンと言う言葉は?」

 

 

「え、私声に出てた?」

 

「ええ、まなつには聞こえてないけど、私には聞こえたわよ」

 

 

 

「恐るべし人魚」

 

 

 

そしてさくらとまなつはまなつの家に向かった。

 

 

 

まなつの家にて・・・

 

 

「さあ教えないさくら」

 

 

 

「はいはい」

 

そして記録媒体をセットし映像をスタートさせた。

 

 

 

 

「メガビョーゲン」

 

「やっぱり来たね。プリキュア、ここはお前達の世界じゃないのに」

 

「「「ダルイゼン、どうして中心世界に来てるの?」」」

 

「簡単に教えるわけないだろプリキュア」

 

「やれメガビョーゲン」

 

「メガ・・・ビョーゲン」

 

「何よこれ大地が赤黒く変色してるんじゃない」

 

 

「これはメガビョーゲンが、地球を蝕んでる証拠なの」

 

 

 

「地球を蝕むって地球を病気にしてるって事ですか?」

 

 

「そうだよまなつちゃん。このメガビョーゲンを使う敵の目的は、地球を自分達の住みよい世界に変える為なんだ」

 

 

「嘘でしょうこんな世界、他の生物は生きていけないわよ」

 

 

 

「そう、敵にとって、住みよい世界とは他の生き物は全て、死にゆく世界なんだ」

 

 

「そんな、そのおメガビョーゲンを倒せる人達は?」

 

 

「いるよ、今もメガビョーゲンと戦ってると思うよ」

 

 

「成る程ね、さくらがプリキュアの事を知ってるのは、異世界のプリキュアのいる世界からこちらの世界に来たのね」

 

 

「そう言う事だよローラ」

 

 

 

「まあ、融合世界と言っても、わからないだろうし良いかな」

 

 

「それに、これ以上の情報を言うには、直哉君がいないと無理だし」

 

 

「それでさくらはこれからどうするの?」

 

 

「え、仲間を見つけて元の世界にもどるけど?」

 

 

「ちょうどいいわ、私とプリキュアを探しなさい。さくら」

 

 

「「ええーー」」

 

 

まなつとさくらは、ローラの発言に驚いていた。

 

 

 

 

 

 

 


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