直哉達が翔鯨丸の中でプリキュアの事を打ち明けた後自宅に戻った。
「ふう、取り合えずこれで当面は帝国華撃団との協力体制はある程度クリア出来たかな?響さんはどう思いますか?」
「うん、私は融合世界の驚異に対しては、直哉君の取った方法でいいと思うよ。ただ天海との戦いが終わるまでは」
「ええ、そうですね自分でも融合世界の封印が解けるまでと思ってますこの方法が有効なのは」
「ただ気になるのが・・・」
どういう事ですかユウナさん」
飛鳥が代表してユウナに聞く。
「ええ、実は、私達の住むゼムリア大陸は飛鳥ちゃんと薫の本来の世界幼馴染世界を含む4つの世界がひとつになった後も存在してたのは飛鳥ちゃんと薫ちゃんならわかるわよね」
「ええ、4つの世界がひとつになった世界の影響で私達の住む時間の世界は旧世界になりミッドチルダとゼムリア大陸の2つの世界以外とは断絶したのですから」
「そうなのは間違いないのだけど、私達の住むゼムリア大陸と吸収された筈の幼馴染世界が復活し始めているの」
「「ええーーそれはいつ頃からですか?ユウナさん」
「えーと中心世界の暦で、約1ヶ月位前かな?それと同時に僕達の世界のゼムリア大陸に人を炭に変える怪物とミッドチルダで、僕達も戦った機械人形と、飛鳥やリィン、ロイド、エステル達の力を借りて倒した筈の黒の機神イシュメルガの意識が復活したんだ」
「あの幼馴染世界が、復活したというユウナさん達の言葉が気になって」
「響さんは幼馴染世界の事をある程度覚えてますか?」
「ええ、幼馴染世界は私達シンフォギアが大きく関わる前の頃に一度世界は分岐したの」
「分岐ですか?」
「そう、その分岐したのが、前の世界に当たるのよ」
「それでは純粋の幼馴染世界はまさか、米田健二に破壊されたのですか?」
「確かに米田健二は関わる事はあったけど幼馴染世界の崩壊したのは、幼馴染世界の大量の人が異世界に跳ばされた事による崩壊ね」
「成る程」
その時直哉の自宅の上空に次元の裂け目が出来て凄い音が鳴った。
ズドーン
「「「「なんだあの音は」」」」
そして直哉と響とユウナとミリアムが音の鳴った場所に行くとそこには・・・
「エステルさんとヨシュアさんとあの子誰ですか?」
「直哉君良かったこちらに来たのね私達」
「ああ、そうだねエステル!!エステル来るよ」
「もう来たのね兄さんにシャーリィ無精かな?」
そして黒色の靄が出てきてこう言った。
「お前達がつれているその娘をよこせ」
「嫌よ誰が渡すもんですかあんたとこの娘がどういう関係かわからないけど。私の勘であんたにこの娘を渡してはならないと確信してるのよ」
「ふんそうか、ならば覚悟するがいい剣聖カシウス・ブライトの娘のエステル・ブライトよ」
「こいつ私の事を知っているの」
「いでよ咒靈機ナグツァート」