「「ええーー」」
「ローラちゃん私自分の仲間を探さないといけないんだけど?」
「そうだよローラ」
「だからいいんじゃない、さくらはこの街を知らないし、私達はヤラネーダ以外の怪物には対抗策がないし」
「「それはそうだけど・・・」」
「でもわかったよ。ローラちゃん一緒に行動をしよう」
「いいんですか?さくらさん」
まなつがさくらに聞く。
「うん良いよまなつちゃん。ローラちゃんの提案自体は間違ってないし、降魔出現もあれで終わりとも思えないし」
「でもプリキュアになれる人がすぐに見つかるとは思えませんよ」
「そうとも限らないわよ。意外にまなつちゃんの身近にプリキュアになれる人いるかもよ」
「ええーー」
「何でさくらそんな事わかるのよ」
「それはさっきの映像に出てた3人も身近な所でプリキュアになってたから」
「そうなんですね。よーしプリキュア探しと学校頑張るぞ」
そしてまなつとローラは、学校に向かった。
「さて私もこの街を見て回ろうかな」
そう言ってさくらも街に出かけた。
街中・・・
「うん、ここの街はすこやか市と違うな。ここはすこやか市にくらべたら都会のように見えるなあ」
「個人的に私は、すこやか市の方が落ち着くな」
「のどかちゃん達どうしてるかな?」
「誠兄さんのあの時の、判断が原因とは言えないけど、あのまま直哉君達と行動を一緒にしてたら今の状況には、ならなかったんじゃないかな?」
「それでも、特殊遊撃部隊の皆も私達の希望だからと言って、私達を止めなかったし」
「でも結局は飛鳥ちゃんと薫ちゃんを犠牲にしただけで・・・」
「そんな事無いですよ。さくらさん」
「あれ?おかしいなここすこやか市じゃないのに、のどかちゃんの声が聞こえるよ」
「うわあああ。のどかちゃんいつの間にーーと言うかどうしてこの世界にいるの?」
「そんなに驚かれると傷つきますよさくらさん」
「ごめんのどかちゃん」
「所でのどかちゃんが来てるなら直哉君もいるの」
「いますよさくらさん」
そしてのどかは、雨宮さくらにこの世界に来た経緯を話し出した。
「まあ、私が行ったのは可能性の話だから。そもそも敵の目的は人間のやる気を奪う事かも知れないしね。単純に」
「どちらにしても直哉が熱を出している以上救出作戦は延期だけどね」
「そうですね。トワさん」
「後のどか達に言うけど、新生帝国華撃団救出作戦は直哉と貴女達4人で行って貰うわ。同じプリキュアだから、響やエステルが行くより世界のバランスは安定すると思うから」
「「「「わかりました」」」」
「飛鳥と薫もね」
「ああ、そうですねやる気を取り戻した時持ち主がその世界にいないとですね」
「そう言う事よ、それじゃ、のどかまた連絡するわね」
「私達はトワの依頼でここに来ました」
「そうなんだ。のどかちゃん飛鳥ちゃんと薫ちゃんをあんな目にあわせてごめんね
「さくらさん。大丈夫ですよ2人もこちらに来てますし後は2人のやる気を取り戻すだけですし」
「のどかちゃん」
「さくらさん時間がないんで言いますね。直哉君からの指示を」
「うん」
「さくらさんは暫く、この世界のプリキュアと共に行動をしてください。そうする事で、新生帝国華撃団の情報を得られるからだそうです」
「わかったよ。のどかちゃん・・・あれのどかちゃん」
さくらがそう言うとのどかは消えていた。
「「「ギャアアア怪物だ―――」」」
!!
「また降魔なの?」
さくらは怪物が出たと言う所に行くとそこにはこの世界のプリキュアの2人が降魔都2体のヤラネーダと交戦していた。