「成る程、そう言う事で言い争いになったんですね」
「うん」
「それでは一応実年齢の18歳になりますね。あの3人には初対面でこの家の家主と言う事を伝える為に」
「その方が良いわね。まなつちゃん達の年齢だとローラが調子乗るかもだし」
「おおーー直哉っち18歳バージョン久しぶりだ」
「まあ18歳は、基本必要な時にしかなりませんからね」
そして直哉の準備が終わり、3人はプリキュア達のいる部屋に向かった。
その頃ラビリン達とローラは・・・
「何てわがままな人魚ラビ」
「何よ、私は女王候補の人魚よ早く教えないよ」
「怖いペン」
「それが相手に頼む態度かよニャン」
「うるさいわね」
「「すみませんローラが」」
まなつとさんごは、のどかとちゆに謝っていた。
「いいよ、まなつちゃんもさんごちゃんも謝らなくても」
「「でも・・・」」
「そうね、そろそろ来るだろうし」
「失礼しますよ」
「やばっ」
ローラは直哉の声を聞き、慌ててアクアポットの中に隠れる。
「おやおや賑やかでしたね。少しジュースと海水を持って来たので休憩したらどうですか?」
「「ありがとうございますって・・・海水」」
「ええ、のどかさん達から聞いて、君達二人と人魚が来てると言う事をね」
「「「ええーー」」」
「何で教えるのよのどか?」
「あはは、ごめんねこのお兄さんが、さくらさんや私達が所属する所の一番偉い人だからね」
「「ええーー」」」
「初めまして自分は紫藤直哉と言います。よろしくね。夏海まなつちゃん。涼村さんごちゃん」
「「凄い、名前言ってないのに」」
「そして、ローラ・アポロドロース・ヒュギーヌス・ラメールさん」
!!
「何で私のフルネームを」
「すみませんね、僕の仕事で主要人物の身辺調査をしているので」
「「成る程、そう言う事ですか」
「そうです。お二人には申し訳ないですけど、雨宮さくらさんが助けてもらった人物の事も調べていくとこちらにもプリキュア伝説があると知ってね」
「まなつちゃんありがとう助けてくれて」
「いえ、私達もさくらさんに助けて貰いましたし」
「それで先ほどからにぎやかだった理由は何でしょうか?」
「あ、メガビョーゲンの事教えなさいよウサギ」
「嫌ラビ、他の2人に言うなら別だけどラビ」
「何ですってーー」
「「あはは、すみません皆さん」」
「成る程、そう言う事ですか、ローラさんどうしてメガビョーゲンの事知りたいんですか?」
「それはこの世界に出て来たからよ。メガビョーゲンが」
「成る程と言う事は、こういう言い方は悪いと思いますが、ローラさん貴女にとってまなつさんとさんごさんは何なんですか?」
「何よ急にメガビョーゲンの事とまなつ達の事関係ないでしょ」
「ええ、関係ないですよ。極端に言えばですが、人魚の世界ではそんなわがままを言っていて未来の女王になれるんですかね?」
!!
「そしてまなつさんとさんごさんは、貴女の部下なんですか?」
「まあ僕もこちらの世界をあまり知らないけど、ただ今の貴女が女王になったら行きたくない国ですね」
「あんたそこまで言う?」