「あんたそこまで言う?」
「ええ、言いますよ。このままだとまなつさんとさんごさんは、可哀想ですから」
!!
「どういう事よ?」
「貴女は将来女王になる為にまなつさんとさんごさんのいる陸に来たのですよね?」
「直哉っちかなり怒ってるね」
「ええ、仕方ないわね。恐らく人魚の考え方が上から命令をしているのと、自分は悪いと思ってないと言うのが態度で出てるし」
「だから直哉君も人魚と言う部分も考慮してまだ穏便な言葉を使ってるけど・・・」
「そうよ、それが悪いわけ?そしてまなつやさんごもプリキュアになったんだから私に協力するのが、当たり前でしょ」
!!
「ラビリンローラのような人は絶対女王になってほしくないラビ」
「国の人が可哀想ペン」
「だなおいらも、そんな楽しくない国は嫌だニャン」
「・・・何よ、あんた達には関係ないじゃない」
「関係なくないよ。ローラ」
「ヒーリングアニマルさん達は、教えてくれてるだよ。ローラが変わらないとそう言う女王になるって何でわからないの?」
「まなつ・・・」
「確かに私も、自分の事を優先したりするけど、自分の事ばっかり言い過ぎるとみんなが、ローラから離れちゃうよ。それって私は寂しいよ」
「まなつ・・・じゃあどうしたらいいのよ?」
「ローラローラが、こっちにいる間は人間として生活してると思ってしてみたら」
「なっそんな事出来るわけないでしょ」
「どうして?した事もないのに何で言えるの?」
「それは・・・」
「そこだよなローラが悪いのは、変にプライドを持ってるからか?」
「そうラビね全然ラビリン達より人間に近いんだから、のどか達みたいな生活が出来て羨ましいのにラビ」
「あんた達羨ましいの?」
「そりゃそうペン。僕とラビリンは絶対に人前では喋れないと言うか、ウサギやペンギンを飼ってる人いないし」
「「あ――そうか逆に目立つねそれは」」
ぺギタンの言葉に納得するまなつとさんごだった。
「だからよローラお前が、まなつとさんごと同じ人間だったらお前も気分悪いだろ?」
う、それは・・・そうねプリキュアにしてやった気になったり、私の為に動けなんて、何こいつワガママ言ってるんだと思ったわ」
「ほれ見ろおいら達だって、パートナー探し大変だったしよ。それにおいら達の使命に付き合って貰ってるひなた達には感謝してるんだぜ」
「恥ずかしいよニャトラン」
「まあ、そこは、変身の仕方が違うから仕方ないでしょうね」
「まなつさんとさんごさんは、そのコンパクトで変身するんでしょ」
「「はい、のどかさん達は違うんですか?」」
「直哉さんみせてもいい?」
「いいですよのどかさん」
その頃エステルとアスミは・・・
「何とか、喧嘩は収まったわね」
「ええ、そうですね。よかったですプリキュア同士での喧嘩は見たくないですし」
「まあ、そうね、けどアスミは行かなくていいの?」
「はい、直哉があちらのプリキュアに会うのは今は控えるようにした方が良いと言ってましたから」
「そうなのね」
そしてのどか達は・・・
「皆行くラビ」
「「「うん」」」
「スタート!」
「プリキュア・オペレーション!」
「「キュアタッチ!」」
「エレメントレベル上昇ラビ!」
「「重なる2つの花!」」
「キュアグレース!」
「ラビ!」
「スタート!」
「プリキュア・オペレーション!」
「エレメントレベル上昇ペン!」
「「キュアタッチ!」」
「「交わる2つの流れ!」」
「キュアフォンテーヌ!」
「ペエ!」
「スタート!」
「プリキュア・オペレーション!」
「エレメントレベル上昇ニャン!」
「「キュアタッチ!」」
「「溶け合う2つの光!」」
「キュアスパークル!」
「ニャン!」