クラリス救出作戦から2日後の紫藤直哉の自宅では・・・
「皆さんこの度は助けていただきありがとうございました」
「いえいえ、最終的にクラリスさんを助けたのは、さくらさんとそちらの3人のプリキュアの方々ですし」
「いいえ、私達が神山隊長を止めてさえおけば、皆さんにこんなに迷惑をかける事は、無かった筈ですから」
「直哉さん私にできる事ありませんか?」
「そうですね・・・ならさくらさんと一緒にそちらにいる夏海まなつさん達のお手伝いをしてくれますか?」
「「「ええ――直哉さん良いんですか?クラリスさんまで」」」
まなつとさんごとみのりは、直哉の言葉に驚いていた。
「いいですよ。クラリスさんもその方が良いでしょうし」
「じゃあ、直哉さくらとクラリスは私が預かるわ」
「そう言ってローラが出て来た。
!!
「人魚」
クラリスはローラにも驚いていた。
そして雨宮さくら達は直哉の家を出ていく。
「くっまだ回復しきれてないな。すぐに12歳モードになるなあ」
「まあ、ラビリン達を通してまなつちゃん達に、ブルーの刺客に対する対抗策を預けれたからいいか」
「あの力は僕達がこちらにいる間は、持続するからなあ」
「本当に、こちらに来てから弱体化してるな僕は」
「そこは気にしてもしょうがないわよ。直哉貴方の力は基本的に融合世界とその周辺の世界のバランスを保つ物なんだし」
「エステルさん」
「まあ、融合世界から離れるとこうなるんだと、簡単に考えれば?」
「あはは、そうですね」
「そう言う風に考えたら楽ですね」
「でしょう」
「・・・エステルさん。やはりこの世界に来た事怒ってますか?」
「直哉と他の守護者達には怒りなんてないわよ。むしろ体調を崩してる間に新しい仕事を入れたトワには怒りはあるわよ」
「そうなんですね」
「でも直哉あんた一度融合世界に帰る事を進めるわよ。このままだと死ぬわよ」
「ええ、それはわかってます。恐らくこの僕の衰弱状態はこの世界にいる間は、治る事もないでしょう。のどかさん達達にも変身させる事も時期に出来なくなるでしょうね」
「直哉そこまでわかっていて残るのね?」
「ええ、それに力を使わなければ問題ないですし」
「ああ、だからあの時ああ言ったのね」
「ラビリン。ぺギタン。ニャトラン。これから3人が来たらラビリンはサマ-にぺギタンはコーラルに、ニャトランは新しい人に力を与えて」
「何で、直哉があげたらいいラビなのに?」
「駄目なんだ、今自分でも霊力のコントロールが出来てないんだよね」
「それに16番目のプリキュア達との信頼関係が出来てないからね、さくらさんほどにはね」
「「「わかったラビ」ペン」ニャン」
「ありがとう」
「ええ、ラビリン達そしてグレースさんに提供する霊力はのどかさんとラビリンそして僕へと循環されている霊力なので僕自身の霊力とは違うので」
「成る程そういうやり方なら直哉が、悪化しないのね?」
「はい」
「わかったわ。素直に言ったからもう暫くのどか達には黙っててあげるわ」
「ありがとうございますエステルさん」
そしてエステルと直哉の秘密の話し合いが終わった。