もう一機のサイバスターが出てきてから事態は急変していた。
「まさかこんなに早くサイバスターが来るのは想定外でしたな。マサキ殿方向音痴は克服したのですか?」
「「「「方向音痴」」」」
ルオゾールの言葉にその場にいた直哉達の全員が驚いていた。
「うるせールオゾール何で俺がお前にそんな事を心配されないと行けねえんだ?」
「おやおや、マサキ殿がラ・ギアスに来てからの付き合いですからね。それなりの付き合いですね」
「ねえ、ヨシュア私達戦いをしてたわよね?」
「うん、その筈だよエステル」
「フフ、名残惜しいですが彼女はいずれお迎えにあがります」
「誰がお前に渡すかよ」
そして咒靈機ナグツァートに乗るルオゾールは再び次元の裂け目に入り、こちらの世界から撤退した。
それと同時に帝都の上空に出来ていた次元の裂け目は消滅したのだった。
それから暫くして・・・
「直哉お前変わったなあの頃から」
「マサキさんは幼馴染世界の自分と会ったことあるんですか?」
「ああ、あのときは親子で召喚されていたな。フェイル殿下にな」
そしてマサキと直哉達は互いの情報を交換した。
「成る程融合世界か、ある意味幼馴染世界の頃の敵だった奴の願いが叶った世界のような感じだな」
「ええ、結果だけを見れば4つに別れていた頃を知っている人からしてみればそう思うと思いますよ」
「これで飛鳥ちゃん達の推測が正しいと言う答えが出ましたね」
「なんだその推測は」
マサキが直哉に聞く。
回想・・・
「ええ、そう言うことになりそうです。後パパ中心世界の異変はかつて4つの世界の中で倒した敵も復活の気配があるそうです」」
「それは本当かい?君達は幼馴染世界の出身だよね」
「「はい」」
「確か、君達の時代では異世界との交流をしてたよね」
「「ええ、ミッドチルダですね」」
「今回はそちらの参戦はどうなの?」
「それは今のところわかりません」
「ただ、のどかさん達の地底には地底世界ラ・ギアスが存在をしている可能性があり、響さん達の世界のとなりに複数の世界が生まれそうらしいですね神様達が言ってました」
「成る程かつて別れていた時代の世界が融合世界に吸収して再生するかもしれないとういう事かな?」
「ええ、地底世界ラ・ギアスに関してはそうなる可能性が高いということですね」
回想終了
「成る程な、トワも俺達の動きを見て飛鳥達に伝えていたのか」
「よし決めたぜ、暫くこちらの世界にいるぜ。どのみちルオゾールがこちらで動いていたみたいだからな」
「それはこちらとしてもありがたいですけどいいんです」
「ああ、構わねえよ」
「じゃ、来ていいぞシロクロ」
マサキに呼ばれ来たのは白猫と黒猫の2匹の猫だった。