マサキ・アンドーとの話が終わった後・・・
「あのーエステルさんとヨシュアさんは今回はどうしてこちらに?」
「ああ、そうだった。ヨシュア直哉に説明をお願い」
「エステル、いつも難しい説明を自分で出来るようにしないと遊撃手としてどうなのさ?」
「別にいいでしょう、私とヨシュアが離れることはないんだから」
「はいはい、夫婦の会話はしないでくださいね」
「なっ私とヨシュアは夫婦じゃないわよ」
「どう見ても将来夫婦になるしかない二人と思うな」
それからヨシュアによる説明が直哉にされた。
「成る程、そう言うことでしたか、確かに僕はもう一つのゼムリア大陸の出身の人物と出会っています」
!!
「「やっぱり」」
「ですけど、もう一つのゼムリア大陸の人達はこちらと交流を持ったゼムリア大陸より未来の出来事が起きているゼムリア大陸のようですね」
「直哉君、その人達を私達に会わせてくれない?」
「え、普通会えると思います。ヨシュアさん」
「僕は会ったら非常にまずいとおもう」
「何でよヨシュア」
「ほら言った本人が事の重大性に気づいてないしね」
「エステルさんこれは例えの話ですけど、いきなりエステルさんが来年結婚しますと言われて信じますか?」
「う、それは・・・」
「エステルさんも信じれないですよね」
「それに未来を知るのはどんな人間でも本来は知ってはならないんです」
「知っているとその未来通りの流れにしないといけないと思うのですとそんな事を考えると人生はつまらないものになりますよね」
「「それは確かに」」
その時エステルが異変に気がついた。
「ねえヨシュアと直哉君あれを見て」
「なんだあの紅い植物は」
直哉とヨシュアが見た時浅草浅草寺周辺に紅い植物が大量に育っていた。
「直哉さん大変ですあの紅い植物を消滅させないと・・・あ」
「ねえ貴女あの紅い植物の事を知っているの?」
「はい・・・わあーー助けてーー」
エステルは入ってきた子を引き連れ紅い植物が生い茂る浅草浅草寺周辺に向かった。
「直哉さんあの子が未来を知っている子ですか?」
「ああ、後一人いるけどね、どうやらあの紅い植物はユウナさんの時代に関わる物がどうやらこちらに現れたと見るべきかな?」」
「そう言えば僕達もこちらに来る前に教われたんです」
「変なものに?」
回想・・・
その時エステル達の前に黒色の靄が三人を包み込んだ。
「フフ、見つけたエステル・ブライト、ヨシュア・ブライトよ」
「ここでお前たちを殺せば二つのゼムリア大陸が我の物となる」
「何ですってーーお前は何者なの?」
「死に行くお前達が知る必要はない」
そして黒色の靄が人形のような者を大量に産み出した。
「うえ、気持ち悪いわねこいつら」
「エステル、君は早く直哉君のところに行くんだ」
「でもヨシュア・・・」
「いいかい、エステル黒色の靄は僕達を狙っている❗もしかすると前の世界に関する事かも知れない」
「・・・」
「そうだ、エステルお前は彼のところに向かえ」
「そうそうここに居られたら邪魔だよ。私とお兄さんのね」
「ナオヤ兄さんにシャーリィどうしてここに?」
「詳しい事は後だ。エステルヨシュアお前たちは中心世界に急げ」
「そうそうここは三人でいいからさ」
「シャーリィー兄さんになにかあったら許さないわよ」
「おお怖い」
そう言ってエステル達は中心世界に向かった。
回想終了
「成る程,それは不気味ですね、取り合えず彼女のもう一人の仲間を連れてエステルさんと合流しましょうヨシュアさん」
そうだね直哉」
そして直哉達も浅草浅草寺周辺に向かった。