「成る程ねヤラネーダについてはわかったわ。直哉でも、私達が何で特殊遊撃部隊と言う臨時隊員なわけ?」
ローラが、直哉に聞く。
「ああ、それはさくらさんとクラリスさんがああいう事になったのでブルー関連の敵と戦う場合僕達の世界のプリキュアとエステルさんしかいないので」
「貴女達が倒すべき相手あとまわしの魔女の部下との戦いには介入しませんけど、臨時隊員にすれば、このアイテムを貸すことが出来るので」
そして直哉はまなつ達にそれぞれ宝玉を渡した。
「直哉さんこれは何ですか?」
まなつが直哉に聞く。
「この宝玉の中には、僕の霊力が入ってます。もしあとまわしの魔女の部下との直後にブルー関連の勢力が出てきた場合宝玉を持って念じてください。そうすれば、ヒーリングアニマルから貰ったあの力を纏う事が出来ます」
「そんな便利な物があるなら最初から使わせてもよかったんじゃないのか?」
「先ほども言ったけど宝玉を使わせる場合は、最低特殊遊撃部隊に入ってもらう事が条件なんだ。この宝玉は、まなつちゃん達しか使えないようになってるから」
!!
「じゃあ直哉さんが、私達を臨時隊員にしたのはこの宝玉を作る為ですか?」
みのりが直哉に聞く。
「うん、そうだよさくらさんとクラリスさんが健在だったら彼女達とあざみちゃんに任せたらよかったんだけどね」
「でも、ブルー関連の敵も増えているかもしれないから、一応君達を臨時隊員にしたのさ」
「成る程、そうだったのね」
「臨時隊員だから最低限の機能しかないけどね」
「これ奇麗ですね」
「とりあえず君達のプリキュアのコスチュームと同じ色の1色を宝玉に使わせて貰ったよ」
「成る程だからさんごが紫で、みのりん先輩が黄色で、あすか先輩が赤なんですね」
「そう言う事だよ」
「まなつちゃんの場合は白にしたよ」
「ありがとうございます直哉さん」
「さて、今日エステエルさんとアスミさんに迎えに行って貰った僕からの用件は終わったんだけど、4人何か聞きたいことあるかな?」
「はいはい、直哉さん達の世界の事を知りたいです」
「うん私も」
「興味ある」
「特殊遊撃部隊臨時隊員になったんだから聞く権利はあるよな」
「あはは、いいけどひとまずお昼ご飯を食べてからね」
「「「「わーい」」」」
そしてまなつ達は直哉の家で、お昼ご飯を食べてゆっくりしていた。
その頃直哉達は・・・
「本当にまなつちゃん達に教えるの融合世界の事を?」
「ええ、どうも事態が悪化しそうですからね」
「「「「ええ――」」」」
のどか達は直哉の言葉に驚いていた。
「直哉もそう感じてるのね?」
「ええその原因は、真宮寺直哉君のこの世界に対する動きです」
「「「どういう事?」」」
「のどかさん達思い出してください。隼人叔父さんが今まで融合世界の敵をこの世界に召喚したメガビョーゲンや降魔やメガ無限等は、新生帝国華撃団のメンバーの誰もが知ってるものですよね?」
「うん、そうだねメガ無限は私達で言えば、メガ光武みたいな感じだし」
「それは隼人叔父さんが意図的にこちらの世界に来ているメンバーの状況に合わせて敵を選んでいて、最終的に新生帝国華撃団のメンバー全員を解放してこの世界を去る予定だったとしたら・・・」
「まあこれはそう言う過程の話だとして考えて下さい」
「成る程、真宮寺直哉君が、ブルーを見て悪人だから近づいた頃から、隼人さんの思惑とは、別の意思が働いてさくらさんとクラリスさんがやる気を奪われる事により私達の滞在及び介入をしなければならないようになった可能性があるのね」
「ええ、自分はその意志は米田健二達の誰かのものと考えています」