「うーー直哉さん達まだかな?」
「まなつちゃん落ち着いて」
「まあ、まなつの気持ちもわかる。私も異世界には興味あるし」
「ですよねみのりん先輩」
「だが、はしゃぎすぎるのは、やめた方が良いここにはさくらさんとクラリスさんがいるしな」
「あ・・・」
その直後直哉とのどか達が部屋に来た。
「皆さんお待たせしました」
「おおーー待ってました」
「さて、僕達の世界について貴女達が疑問に思っている事に答えると言う形でいいですか?」
「「「「はい」」」」
「それでは最初の質問をどうぞ」
「はい」
「さんごさんどうぞ」
「おおーーさんごから行くんだ」
「直哉さんと、のどかさん達の世界は、同じ世界いなのですか?」
「うーん厳密に言えば、別の世界になるんだけど、僕達の世界は融合世界だからね」
「はいはい、融合世界とは何ですか?」
「融合世界とは、皆は神様とか信じてる?」
「「「「神様ですか?」」」」
「うん、融合世界には複数の神様がいて、融合世界を作る時に話し合いをしてそれぞれの世界を選んで融合世界として作ったんだよ。勿論のどかさん達達の世界もその時に選ばれたからね」
「「「「成る程」」」」
「だから厳密的と言ったんですね」
「そうだよ。みのりちゃん融合世界同士の行き来はゲートを使うから殆ど同じ世界のような感じですね」
「そうなんですか?」
「例えば、学校の校外学習でタイムスリップをする為にゲートを使ったりしてますし」
「「「「ええ――タイムスリップ」」」」
「そうだよ。中心世界と言って融合世界にある特殊遊撃部隊の家がそこにあるんだけど、中心世界は太正だから」
「「「「ええ――太正ーー」」」」
「そりゃまた古い時代だな」
「そうね、だけど昔の事を知るにはいい機会と思うわ」
「確かに写真ではなく実際に行けるのはいいね」
「でしょう。食べ物も昔のが美味しい物もあるしね」
「うーー私も融合世界に行きたいーー」
「おいおい、そりゃ無理だろ」
「そうだよまなつちゃん」
「そうですか?それはよかった夏海まなつさん。この一件が片付いたら新生帝国華撃団のメンバーのさくらさんをどういう時にどういう形で見つけた経緯を融合世界にいる僕達の上司に報告してくださいね」
「「「ええ――まなつちゃんで大丈夫かな」ああ、しかしその場にまなつとローラだけだったんだろ?」ローラを連れて行くと・・・」
「わーい融合世界に行ける――」
「当の本人は何で行けるのか、本当にわかってるのか?」
「あはは、心配になって来た」
「同じく・・・」
「さて、少し話がそれましたが、融合世界に関して他に質問ありませんか?」
「はい、融合世界にある世界は中心世界世界とのどかさん達以外の世界もあるんですか?」
「その通りですよ。あすかさん現状僕達の権限で行ける世界は数個に限定されてますけどね」
「何で限定されてるんですか?」
みのりが直哉に聞く。
「それは、融合世界は生きている世界だからです」
「「「「ええ――生きている世界ーーー」」」」
「いったいどういう事よ?それは」