「「「ええ――」」」
「じゃあ、ここは融合世界の周辺に出来た幼馴染世界か7人世界かも知れないの?」
「ええ、でも7人世界の場合僕達が体験しているイベントはやらなかったと聞いてますから、復活した事でやられてないイベントをして差別化をつけているかもしれませんし」
「「「成る程、それで直哉君。ここがどこの世界なのか判別するの?」」」
「ああ、それは簡単ですよ。ジェミニさんと紐育に行く途中で、7人世界の場合白騎士と名乗った少年がのどかさん達の事覚えてるだろうと飛鳥ちゃんと薫ちゃんが言ってましたし」
「「「「成る程」」」」
「そして、幼馴染世界の場合も飛鳥ちゃんと薫ちゃんが教えてくれましたよ」
「幼馴染世界の場合、紫藤直哉と真宮寺さくら、紫藤なのはと真宮寺フェイトが来たら幼馴染世界の1927年らしいですね」
「「「「そうなんだ」」」」
「ラビリンどうする?本当になのはさんとフェイトさんが来たら?」
「それは、どうしょうもないラビよのどか」
「そうだよね、ラビリン」
「皆さん聞いてください。もしここが飛鳥ちゃんと薫ちゃんの未来に繋がる幼馴染世界の場合は2人の名前は出さないで下さいね」
「あっそっか向こうの紫藤直哉さん達が、どのタイミングで飛鳥ちゃんと薫ちゃんに会うのかわからないもんね」
「そう言えばそうね」
「それもだけど、のどかっち他の紫藤直哉さんに会うの大丈夫?」
「あ、たぶん大丈夫・・・だと思う」
「ひなた、のどかに何かあったんですか?」
「うん少しね」
ひなたがアスミに説明をする。
「おーいそこの人待ってくれ、君達に聞きたいことがあるんだ」
「「「あれはこちらの紫藤直哉さん」」」
「どうするちゆっち?のどかっちに無理させて逃げる?」
「いやそれはやめおきましょう」
そして紫藤直哉がのどか達に追いついた。
「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」
「「「ええーーー」」」
「お兄さんそれはしたらだめだよ」
ひなたが直哉に向けて言う。
「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」
「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」
「それってまずいんじゃ」
「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」
「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」
「おお、のどかっち言い切った」
「どうして断るんだい?このまま放置してたら、君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」
!!
「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」
「成る程そんな事があったんですね」
「その後ね直哉っちも可愛い一面あったんだよ」
「聞きたいですそれも」
「ええ凄いと思いますよ。僕自身霊力を持っていても光武を動かせなかったので」
「直哉っちは直哉っちのやり方がるし、霊力があるから光武に乗る必要性は無いよ」
「そうね融合世界の帝国華撃団と協力することになっても直哉君は前線に出る必要はないと思うわ」
ひなたとちゆが言う。
「そうだよ直哉君には響さんと雨宮さくらさんとエステルさんそして私達がいるからね」
「のどかさん・・・現状ではそうですねでも。僕のどかさんの言葉に負けましたけど・・・まさかのどかさんに攻撃をされるとは思いませんでした」
「あれは直哉君に言ったんじゃないの本当だよ」
「ええ、分かってますけどいまはでも、ダメージを受けたのも事実です。頭ではわかってても、これが本音だったらと思うと」
「だから僕は逃げたんですよのどかさんの体の一部になることで」
「そうだったんだ。ならひなたちゃんが言った事が当たってたんだね」
「ひなたちゃん恥ずかしいからやめて」
「そうですよひなたさん」
その後直哉達は最低限の事を決めてそのまま明日に備える為に寝たのだった。