「君達少しいいかな?」
「「「「はい」」」」
「単刀直入に聞くけど君達は一体何者なんだ?」
「それは未来が見える直哉さんが、何故私達に聞くんですか?」
!!
「何故君達が僕の能力の事を・・・知っている?」
「未来が見える事は、ほとんど知られて無いのに」
「その能力を使って私達の事を知れないと言う現実を見てください。紫藤直哉さん」
「私達は、真宮寺直哉君の7人世界と貴方の世界幼馴染世界が滅んだ後に出来た世界の住人だからですよ」
「なっ馬鹿な僕達の世界と7人世界が滅ぶありえない」
「残念だけどその子達の言葉は事実よ直哉」
「その声はメルク」
紫藤直哉がそう言うと、メルクが現れた。
「あ、メルクさん」
「久しぶりね花寺のどかとラビリンそして融合世界の紫藤直哉君」
!!
「メルクさんまさか記憶があるんですか?」
「ええ、あるわよと言うより貴女達の世界の彼女から連絡があってここに来たのよ」
「ええ――じゃあ彼女は知ってるんですね?」
「ええ管轄外だから動いてないだけよ。それにしても紫藤直哉君出て来てよ」
「はいわかりました。メルクさん」
そう言って、融合世界の紫藤直哉12歳が何もない所から現れる。
!!
「僕より小さいけど、僕に似ている」
「お久しぶりですねメルクさん僕はあちらの幼馴染世界かと思ってましたけど違いましたね?」
「実はね今君達がいる時代は、私が少し手を加えたの」
「「え、どういう事ですか?」」
直哉とのどかがメルクに聞く。
「そして、メルクが話す。
「ええ――それはグランゾンの」」
「だから言っただろうブラックホールに飲み込まれるがいい」
「直哉君どういたらいいの?」
「この状況に打開策があるとすれば、ブラックホールクラスターと同等もしくはそれを超える技で消滅させるしかありません」
「そんな」
そしてヴォルクルスがブラックホールクラスターを地上に向けてはなった。
「薫・・・私やるよ」
「飛鳥ちゃん」
「サイバスター私に力をかして・・・行くぞ!!ヴォルクルスコスモノヴァ発射」
「うおおお。コスモノヴァだと、紫藤飛鳥め小癪な真似を・・・だがこの2つの技により次元に穴が開くだろう」
ヴォルクルスがそう言った直後次元の穴が開き、その場にいるもの全てが次元の穴にに吸い込まれた。
「「「「「「うわあああ」」」」」」」
「そう言う形で君達が、過去の幼馴染世界か、融合世界側の幼馴染世界かどちらかに転移するとあの子が連絡してきたからとりあえず準備はしてたのよ」
「「「「「成る程」」」」」
「まさか君達が本当にこちら側の幼馴染世界に来るとはね」
「多分その理由はこれだと思いますよ」
そう言って融合世界の直哉は映像を出す。
「彼女達は貴方達帝国華撃団を救うために来たのです。遥か未来から」
「未来からだって」
桜天武に乗る紫藤直哉は3人のプリキュアの姿を見た直後、キュアグレースの中で魂だけの紫藤直哉が話しかける。
「そうです僕達は未来から来ました。紫藤直哉さん少しの間貴方の体を自分に貸してくれませんか?」
「・・・君に体を貸せばこの状況を突破できるのかい?」
「ええ、これだけの霊力があれば・・・」
「成る程そう言う事があって貴女達からしたら過去の幼馴染世界に来た可能性があるのね」