まなつ達の帝都観光ツアー1
直哉達が管理者の神殿に帰還して数日後・・・
直哉はまなつ達と一緒に帝都に来ていた。
「うわあ。本当にタイムスリップした感じですね」
さんごが言う。
「だよねーー」
「みんなここが以前話をした。融合世界の中心世界だよ。まあまなつちゃん達にとっては不便な世界かもだけどね」
「どういう事ですか?」
あすかが直哉に聞く。
「周りを見てごらん。この世界にも車とかバスはあるけど、あれらは蒸気機械なんだよ」
「「「「蒸気機械」」」」
「つまり電気の無い世界なんですか?」
「そう言う事、ここでは君達やのどかさん達の世界みたいに電気の代わりに発展したのが蒸気機械なんだよ」
「てっことは充電ができないって事ーーー」
まなつが大きな声で言う。
「「「それは困る」私も」」
まなつの言葉を聞き慌てて電源を切るさんご達だった。
「大丈夫だよまなつちゃん達。そんなに慌てなくても僕の家には電気があるから充電出来るよ」
本当ですか?直哉さん」
「本当だよ。この世界でのどかさん達も生活してるんだから」
「あ、そう言えば、そう言ってましたね」
「でも、他の人達見かけませんね」
「ああ、それはね自分達の世界に戻ったり友好がある世界に行ってる人もいるからね」
「「「「成る程」」」」
「そう言うわけだから気にしないで良いよ。君達の立場は今異世界からのお客さんだから」
「ええ――どういう事ですか?特殊遊撃部隊の臨時隊員じゃないんじゃ?」
「ああ、それは君達が融合世界に来た時に臨時隊員から外れてるよ」
「ええ―そうなんですか?」
「そうだよ。だけど君達に持って貰ってる宝玉は持っててね」
「「「「え、いいんですか?」」」」
「うんあれは元々君達のプリキュアの力で倒せない者達を倒す為の物だからね」
その頃響と未来は・・・
「ねえ、響ここに戻ってきてよかったの?」
「何が?未来」
「シンフォギア世界に戻ってきたことだよ」
「ああ、その事今回は、前準備だけだよ。シンフォギア世界で起きる事件は私達が、リディアンに入学しないとおきないからね」
「え、そうなの?」
「そうだよ未来」
「だから入学手続きをして、私達の存在を教えておくんだよ」
「成る程ね、でも私的には直哉さん達と一緒が良いかな?こちらの組織的に信用できないから」
「未来の言い分もわかるけど、形的にあちらの組織の一員になるだけだよ私がね」
「そうだったの?私達トワさんに捨てられたのかと思ったよ」
「違うよトワさんは、面白いいたずらはするけど基本優しい神様だよ」
「そうだったあの人神様だったね」
「未来まさか・・・トワさんになんかした?」
「・・・少し着せ替え人形をして貰ったよエヘッ」
「未来―――」
そして響と未来は、管理者の神殿に行き、トワに入学手続きが終わったことを伝えたのだった。
その頃直哉とまなつ達は・・・