「「「「うわあここが、大帝国劇場大きい」」」」
「想像してたのよりしっかり作られてる」
太正だからもっと脆いのかと思った」
「うんなわけあるかよ」
「「「「おじいさん誰」ですか」」」
「俺は、大帝国劇場の支配人の米田一基だが」
!!
「「「「すみません脆そうとか言って」」」」
「ああ、構わんよ。実際お前さん達の時代の建物にくらべたら脆いだろうしな」
「よう直哉、今回はゆっくりだったな」
「ええ、帝都観光ツアーも兼ねてましたから」
「そう言えば、この子達は融合世界に来ること自体がが初めてだったな」
「ええ、そうです米田さん。2週間彼女達の事お願いしますね」
「ああ任せろ」
「ああ、そうだ明後日なんだが、大神が巴里に行く日が近くなったからよ。花組のメンバーがのどか達もいれて送別会をするそうだぞ」
「成る程わかりました。この後別件ですこやか市に行くので伝えておきますね」
「そうかそれなら頼むわ」
「はい、それではまなつさん。さんごさん。みのりさん。あすかさん融合世界の生活を楽しんでいってくださいね」
「あれ直哉さん帰るんですか?」
「そうなんだよ。別の仕事があってね」
直哉はそう言ってまなつ達と別れ、そのまますこやか市に向かった。
その頃のどか達は・・・
「そう言えばちゆちゃんもうすぐ陸上大会だね春の」
「ええ、頑張るけどのどかどうするの?もう一つのすこやか市からの要請は」
「あ、そうだよ。まさか、のどかっちとちゆっちに救援要請が来るなんて、それにちゆっちは要請受けたら春の陸上大会2回出る事になるね」
「ええ、直哉君が了承したらだけどね」
「そうだよね。歴史を変える事にもなるかもしれないよね」
「その2つの要請受けて構いませんよ」
「「「え、直哉君いつの間に来たの?」」」
「ええ、まなつさん達を大帝国劇場に連れて行ったので、薫ちゃんの件の為に来たんですけど」
「「「そうなんだ」」」
「よかったよ」
「え、何がですのどかお姉ちゃん」
「直哉君が私達や響さん達から離れていくような感じがして」
「のどかお姉ちゃんごめんね他の守護者の皆にも不安にさせて」
「それにまなつさん達は、臨時隊員から外れましたから」
「「「ええ――そうなの」」」
「そうですね。融合世界で少し生活したいとまなつさんが言うので大帝国劇場にお願いをしたんですよ」
「「「成る程」」」
「それで、のどかお姉ちゃんとちゆお姉ちゃんその要請はいつ来たの?」
「「気がついたのはさっきだよ」」
「わかった少し調整してみるね。まなつちゃん達が大帝国劇場にいる間に2つの要請がこなせるように」
「「本当にいいの?」」
「いいですよ。ただアスミさんは連れて行くと向こうのラビリンやぺギタンニャトランとラテがやりにくくなると思うので」
「「「あ、そっか向こうはアスミちゃんがいないんだったね」」」」
そして直哉とのどか達は話を終えて、薫のいる花寺家に向かった。