「だけど、世界の抑止力のおかげで、新たな可能性として私やナナ、そして飛鳥や薫が生まれる世界が誕生したの」
「だけどね、ヒミコが紫藤直哉をブルーにした事でー誕生した世界も手に入れようとして、ブルーに飛鳥と薫の両親を殺す事を命令するの」
「そうそして、飛鳥と薫が生まれて数日の内に、帝都の自宅で死体となって2人が発見されたの」
「「「ええーー」」」
のどか達はミズキとナナの話に驚きを隠せないでいた。
「その時飛鳥ちゃんと薫ちゃんは?」
のどかがミズキに聞く。
「ああ、それは大丈夫ですよ。彼女達は機動六課に預かってるので」
「機動六課?」
のどかはその名前を聞いて思い出していた。
「そういう事ならうちたちも協力するで守護者達の皆」
「「「「「「え」」」」」」」
そして機動六課のメンバーが現れた。
「なのはちゃん。FW陣の4人と一緒に守護者達の皆と協力してお兄さんの救出をお願い」
「わかったはやてちゃん」
「ほないくで。響け終焉の笛。ラグナロク・ブレイカー」
「雷光一閃。プラズマザンバー・ブレイカー」
「GUOO」
メガ桜天武ははててとフェイトが放った二つの特大魔法を受けて一時的に行動を止めた。
それを見た飛鳥は・・・
「響さんさくらさん」
「「うん」」
「天剣・桜吹雪」
「破邪剣征・桜花天翔」
「響さん今のうちにメガ桜天武の搭乗口を破壊してください」
「了解飛鳥ちゃん」
「どうりゃあーー」
「紫藤直哉さんへの道が出来ました。なのはおばちゃん今です」
「飛鳥ここに来ておばちゃんはやめて――」
「そんな事を気にしてる場合ですか、早くしてください」
そしてメガ桜天武に乗っていた紫藤直哉はなのはたちによって救出された。
「ああ――思い出した。なのはさんやはやてさんの部隊がたしか機動六課と言う名前だった」
「「ああーーそう言えば」」
「そうよ、そして10年がたったある日私と飛鳥が出会い、飛鳥は自分達の世界が過去の世界の改変により消滅するのを防ぐ為に過去に跳んだんだけど、結局消滅は防げたんだけど世界としては死んだも当然の被害が出たわ」
「「「そんな」」」
「それ以降は貴女達も知る流れになって行くの」
そしてミズキとナナは再びトワになった。
「「「「成る程」」」」
「そう言う流れで、僕と融合世界の誕生になったわけですね」
「そうよ、だから直哉の誕生にはエレメントの加護を授けて貰いたくてね、桜花に私が、ヒーリングガーデンに行けるようにしたの」
「それが直哉のお母さんがヒーリングガーデンに行ける理由だったラビね」
「まあその頃は、私の無茶に付き合ってくれたヒーリングガーデンに桜花のおかげだけどね」
「それで任務の話だけど獅童光を救出作戦実行は延期するわ」
「「「「ええ――どういう事ですか?」」」」
「それは、魔神レイアースが封印されている場所への道が消滅したからなの」
「私とレイで原因と復旧作業に予想以上の時間がかかりそうなのよ」
「成る程、それをした相手としては守護者を増やされると困る連中なのですか?」
「もしかするとイシュメルガやデボネアが私達の動きを見て先手を打ったのかも知れないわね」
「「「「成る程」」」」