「それじゃあこの夏休みは中止ですか?」
「いえ、夏休みは続けるわ。それに融合世界でちゆが参加する春の陸上大会もあるしね」
「あ、そうでしたね」
「まあ融合世界の場合アスミが出てきて季節がごちゃ混ぜだからね」
「そうですね」
「とりあえず貴女達の夏休み終了は融合世界のすこやか市で行われる春の陸上大会終了後にするわね」
「「「「わかりました」」」」
「それでは、シンフォギア世界にまなつちゃん達を明日あたりに連れて行ってね」
「ええ―でも響さん受験なんじゃ」
「ああ、響と未来が行く学校は響と未来は絶対入れるわよ。だってシンフォギア奏者なのだから」
「「「あ、そっか」」」
「だから、戦力としても研究題材としても響の存在は貴重よ」
「貴重って響さんは物じゃないですよ」
「ええ、わかってるわよちゆ。だけど以前蝶がシンフォギア世界で暴れたのを思い出して」
「うわあああああ」
「「「ぷにシールド」」」
蝶に投げられた響を3人のプリキュアと3匹のヒーリングアニマル達が響を助け、その間に響の宝玉の調整と響の治療を直哉が実行した。
「ギャアラガアア」
「「「うわあああ。ぷにシールドが持たないラビ」ペン」ニャン」
「「「直哉君まだなの?」」」
「あともう少しですもう少しで・・・がはっ」
「「「直哉君」」」
その時直哉の背後から杖が出てきた。
「ぐっここで貴方が乱入しますか、フィーネ」
「ほう、私の事を知っているのか?」
「ええ、それなりにはね、それにこのタイミングで姿を見せる目的は、彼女の回収ですよね」
「ああそうだ」
そう言ったフィーネは響に近寄る。
「その女はいい研究材料になる。貰っていくぞ」
だが直哉がフィーネと響の間に割り込んだ。
「・・・簡単に連れて行かせると行かせると思いますか?」
「無理をするなお前のケガではその女は守れんよ」
「やってみないとわからないですよ」
「そうか・・・ならば死ね」
「あの時も、響を狙って動いていたおばさんもいたでしょう?」
「「「確かに」」」
「ああいう人は、興味を持つとしつこいから気をつけてねシンフォギア世界では特にね」
「「「はーい」」」
「響と未来には私から言ってあげるから直哉達はまなつ達に連絡しなさい」
「わかりました」
そしてトワは響と未来の所に跳んだ。
そして直哉はひなたとのどかとちゆを連れて大帝国劇場に向かった。
その頃大帝国劇場では・・・
「米田さんこれはどこに置けばいいですか?」
「ああ、それは劇の道具だから大道具部屋だな」
「わかりました」
「「米田さん舞台の掃除終わりました」」
「お疲れさんさんごちゃんにあすかちゃん」
「米田さん書類整理終わりました」
「いやあー助かった大神がいなくて溜まってる仕事が多くてな」
「いえ私達も泊めて貰ってますし」
「そうです」
「それに昔の道具も新鮮ですし使うと」
「それに米田さんも無理したら危ないですし」
「くうー君達はいい子だな・・・のどかは酒をやめろと煩いしよ」
「「「「あっ米田さん死んだかも」」」」
「へえ、米田さん・・・私をそう言う風に思ってたんですね」
「へっぎゃあああ。のどか様ーーー」
そして米田はのどかの説教により沈黙した。
その頃シンフォギア世界にいる響と未来は・・・