ホテルの部屋にて・・・
「ふ――これで終わったね未来」
「そうだね響、明日には中心世界に戻るの?」
「そうだよ予定が変わらないならね」
「ああ、ごめんね響と未来予定が変更になったわ」
「「ええーートワさんどうしてここに」」
「貴女達に予定が変わっている事を伝えにね」
「「ええーー」」
そしてトワが話し出す。
「それで任務の話だけど獅童光を救出作戦実行は延期するわ」
「「「「ええ――どういう事ですか?」」」」
「それは、魔神レイアースが封印されている場所への道が消滅したからなの」
「私とレイで原因と復旧作業に予想以上の時間がかかりそうなのよ」
「成る程、それをした相手としては守護者を増やされると困る連中なのですか?」
「もしかするとイシュメルガやデボネアが私達の動きを見て先手を打ったのかも知れないわね」
「いえ、夏休みは続けるわ。それに融合世界でちゆが参加する春の陸上大会もあるしね」
「あ、そうでしたね」
「まあ融合世界の場合アスミが出てきて季節がごちゃ混ぜだからね」
「そうですね」
「とりあえず貴女達の夏休み終了は融合世界のすこやか市で行われる春の陸上大会終了後にするわね」
「「「「わかりました」」」」
「それでは、シンフォギア世界にまなつちゃん達を明日あたりに連れて行ってね」
「ええ―でも響さん受験なんじゃ」
「ああ、響と未来が行く学校は響と未来は絶対入れるわよ。だってシンフォギア奏者なのだから」
「「「あ、そっか」」」
「と言う事態が起きたからこちらの時間では約6時間後に直哉達とのどか達とまなつ達が来るわ。よろしくね」
「「ええーー嘘――」」
「本当よだから夏休みが終わったらそのまま直哉がシンフォギア世界を選択すれば、獅童光救出より先に物語を進めるかもしれないし、その前に別の事件が起きてしまうかも知れないけど」
「それじゃあ私達は直哉君達が来て、帰る時に一緒で帰還すればいいです?」
「そうね、それでいいわよ。場合によってはここにとんぼ返りだけどね」
「「あはは」」
「それじゃあ私、向こうに戻るわね」
「「はい」」
そしてトワは転移をしたのだった。
その頃二課では・・・
「司令本当にあの2人を監視するんですか?」
「俺とてしたくないさ。だが、あの子がした事は、俺達の世界を救いながら、全世界に恐怖を与えたのは事実だしな」
「あ、司令カメラが」
「やはり知っていたか・・・」
「どうしたの響それ?」
「ああ、これはカメラだよ未来」
「え、まさか私達監視されてるの?」
「いや、対象は未来じゃなく私だよ恐らくね」
「まあ、あれだけ暴れれば監視は付くよ」
「響」
「それに直哉君達はともかくまなつちゃん達の情報は見せたくないしね」
「ああ、そうだね」
そして6時間後・・・
直哉達がゲートを使い響達のいるホテルに来た。