新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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物語が動き出す2日前

「ああ、それは却下よ響」

 

「それじゃあ時間を早めるわね」

 

 

そう言ってトワがシンフォギア世界の時間を進めた。

 

「ふう、とにかくこれでルナ・アタックだっけあの事件が起きるのでしょう?」

 

「でも、こんな形で物語成立しますか?」

 

「そこは大丈夫よ。響達がコントロール出来るでしょ」

 

「ええ――」

 

「そこは丸投げですか」

 

「そうよそれが面白いから」

 

「ああ、トワさんてこういう性格だった」

 

 

「それに今私ギア無いんですけど?」

 

「あら直哉から貰ってない?」

 

 

「ええ――あれ使っていいんですか?」

 

 

そして響がその時を思い出す」

 

 

 

「さて、響さん新しいギアを渡しておきますね」

 

「ええーーどういう事?」

 

「以前蝶と戦ってギアを纏うのやめていた時に僕が少し改造して、蝶を倒した時みたいな反動を出ないように改良したのが、このガングニール・シャドーです」

 

「ガングニール・シャドー」

 

「ええ、一応奏さんのガングニールの影みたいな感じなので」

 

「成る程ね」

 

「シャドーには以前の宝玉に入れていた力を入れてますから」

 

「ええーー」

 

「直哉君また無茶をしたんじゃないの?」

 

 

「そこは大丈夫ですよ。シンフォギアに関して勉強をしたぐらいなので」

 

 

「それならいいけど」

 

「あれ、まさかトワさんの、指示で直哉君が制作したんですか?」

 

「ええ、そうよグレ響の世界の了子にも協力して貰ったけどね」

 

「成る程、でも奏さんがいるのでそちらは大丈夫なの?」

 

 

「ああ、それはここの奏はシンフォギアを纏えなくなってるから大丈夫よ、あくまでシンフォギアを無理やり纏っていた影響みたいよ」

 

 

「成る程、トワが時間を進めた間に、奏さんにそう言う事が起きたんですね」

 

 

「言っとくけど、私は何もしてないわよ」

 

「あはは、わかってますよ」

 

 

「さて、私はまなつ達を連れて行くわね」

 

 

「あ、はい」

 

 

そしてトワは、まなつ達4人共に管理者の神殿に転移したのだった。

 

その直後未来が慌てて響の所に来た。

 

「響まなつちゃん達が消えたんだけど急に」

 

 

「ああ、それはトワさんが連れて行ったからね」

 

「どうして?」

 

 

「ハートルージュロッド!」

 

「プリキュア!おてんとサマーストライク!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!もこもこコーラルディフュージョン!」

 

 

「今だよパパイヤ、フラメンゴ」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア !ぱんぱかパパイアショット!」

 

「ハートルージュロッド!」

 

 

「プリキュア!ぶっとびフラミンゴスマッシュ!

 

 

 

「何!!貴様らもなのか――うわあああ」

 

 

そして、フィーネはサマー達の4人の技を受けて吹き飛んだ。

 

 

「一応あの時の約束を破った罰みたいだよ」

 

「ああ、成程ね」

 

「それと4人の安全も考えての処置みたいだよ」

 

 

「後未来後2日でリディアンに入学だから」

 

 

「ええ――」

 

 

 


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