ホテル内・・・
「ねえ、直哉っちなんで私達一旦中心世界にに戻るの?」
「ああ、それは今からここに来るお客が望めばですけど」
「「「「どういう事?」」」」」
「実はですね皆さんが寝た後に響さんから連絡があってですね」
昨日の深夜・・・
「どうしたんですか?響さん」
「ごめんね直哉君私が二課から帰った後にね念の為に二課に仕掛けたカメラを見たらこの映像があったの」
「叔父様立花響と決闘前に、私に紫藤直哉に会わせて貰えないでしょうか?」
「何!!」
「私は、叔父様にそこまで言わせる。立花響の所属する特殊遊撃部隊の運用している人物に会いたいのです」
「へえ、翼がそう言うなんて、珍しいな」
その直後天羽奏がやって来た。
「旦那私も、その男紫藤直哉に会いたいんだけど」
「すまない翼、奏俺は紫藤直哉君に直接連絡する手段は持っていないんだ」
「そんな」
弦十郎の言葉にショックを受ける翼だった。
「旦那紫藤直哉のいるホテルは知ってたよな?」
「ああ」
「成る程そう言う理由で来るのなら会いますよ」
「いいの?面倒な事になるよ」
「いいですよ。面倒な事に対処するのが僕の仕事ですし」
「そうやり取りがあったんですよ」
「「「「成る程」」」」
ピンポーン
その時直哉達の部屋に弦十郎達が来た。
「朝早くからすまん紫藤直哉君」
「「こいつが紫藤直哉」この人が立花の上司」
「いえいえ、気にしないで下さい。弦十郎さん」
「そちらの2人が僕に会いたいのは、まず奏さんは翼さんの珍しい一面を引き出した紫藤直哉と言う人物を見たい」
「う、当たってる」
「そして、翼さん。貴女迷ってますよね、この世界を守る防人として、恐らく原因は、貴女が降魔蝶に敗北した時からですね」
「・・・」
「風鳴翼さん。貴女は一度の敗北で死ぬつもりですか?貴女のパートナー奏さんもどん底から這い上がってきてシンフォギアを纏う事が出来たのでしょう?それを、翼さんは見ているのに何故這い上がってこれないんですか?」
「今の貴女は既に折れている剣と同じですね」
「こんな事では響さんにもこれからこの世界で起きる事にも負けますよ」
「私は既に折れた剣なら修繕しても無駄と言う事か」
「「翼」」
弦十郎と奏は、翼を心配する。
「はあーー仕方ありません。弦十郎さんと奏さん今日の予定はありますか?」
「「いや特にないが」予定はないな」
「そうですかなら、少し異世界について来て下さい」
「「はあ――異世界」」
「そうですよ」
そして、直哉はこの場にいる全員をゲートを使い、全員を過去の中心世界に連れて行くのだった。
過去の中心世界・・・
「「「ここは一体」」」
「ここは、過去の時間の中心世界僕達の特殊遊撃部隊の本部が置かれている世界と思ってください」
「しかし古いたてもんだな」
「そりゃそうですよここは、太正時代ですから」
「「「なった太正時代だとーー」」」