その頃響は・・・
「よう、初めましてだな融合症例、悪いがお前を捕獲させて貰うぜ」
「何で私を狙うの?」
「お前の体とギア話欲しがる奴がいるんだよ覚悟しろよ」
「いやだよ、私のギアと体は誰にも渡さないよ」
「だったら仕方ねえ実力行使だ。お前の仲間は暫く来ないぞ」
そう言って謎の少女が響に攻撃をする。
「え・・・」
「フン」
「がああああ。何が起きた?フィーネの情報だと、戦いは素人の筈だ」
謎の少女は響の攻撃を受け、吹き飛ばされた。
「くそ、フィーネの野郎何が簡単な仕事だよ行けノイズども奴を取り押さえろ」
謎の少女がノイズに命令するが・・・
「フン」
響が、1体のノイズを撃破すると他のノイズもすべてがノイズがほぼ同時に撃破された。
「なっ馬鹿な奴は1体にしか攻撃してないのに全てのノイズがやられたんだ」
謎の少女にとっては信じられない事態を響が、起こしていた。
「何なんだよ本当にこいつは、バケモンかよ」
「初対面なのにバケモンは酷くない?」
「私の名前は、立花響だよ、これからは名前で呼んで欲しいな、融合症例とかでも、バケモノでもなくね」
「ああ・・・わかったよ立花響。これでいいんだろ?」
「うん、ありがとう」
「本当こいつは何なんだよ。バケモンみたいな力を持ちながら、子供のような笑顔を見せて、無邪気に喜んでいやがるし」
「フィーネ私には、立花響を捕獲できそうにない」
「立花無事だな?」
「あ、翼さん」
!!
「お前その鎧をどうして持っている?」
「へえ、融合症例の仲間はこの鎧の事を知っているのか?」
「ああ、私の嫌な記憶でもあるからな」
「あ、ならここは翼さんに任せていいです?」
「「はあ」」
「いやいやここはお前とこいつで私と戦う所だろ?」
「そうだぞ立花お前も二課の隊員だしな」
!!
「あの翼さん私いつ二課の隊員になると言いましたね?」
「「ひっ怖い」」
「私は二課の協力者ですよね・・・翼さん」
「・・・はいそうです」
「なら帰っていいですよね?」
「・・・ああ」
「じゃあ失礼しますね」
そう言って響は、リディアンに帰還した。
「「・・・怖いあの女ーー」」
「どうする戦うか?」
「いや、すまねえがあの女に、お前との戦いをやる気力さえ奪われた」
「奇遇だな私もだ」
「そうか、だが次会ったら戦おうぜ」
「ああ」
その頃フィーネは・・・
「今回の失敗は、クリスに最新の立花響の情報を伝えなかった私のせいね」
「と言ってもあの立花響を捕獲は無理でしょうね」
「クリスとの戦いと言うか、手加減していたけどノイズには本気で、潰してたわね」
「もしかしたら立花響ならあれの覚醒も簡単にしてしまいそうね」
そう呟くフィーネだった。
「ともかくクリスには、輸送任務中にもう一度襲撃させましょう」
「まあその輸送任務がいつ行うかすらわからないんだけど」