「弦十郎さん、僕達はこの世界の流れを守る事なんですよ。世界の流れを変えるような存在と戦う事が仕事なんです。基本僕達は正しい流れの事柄には参加出来ないんですよ」
「何だと!!つまりこの任務では、響君や直哉君の協力がえられないのか?」
「ええ、基本的にはですが、今回は特例処置として響さんだけなら参加可能ですよ」
どうしますか?弦十郎さん」
「特例処置とはどういう事かい?」
「それはこの世界にもう1人の立花響がいないので、こちらの立花響が代役を務めているからですよ弦十郎さん」
「それはつまり、この世界にいる筈の立花響君が見つかるまで君達の立花響君が、代役を務めるからその間の特例処置と言う事か?」
「ええ、この世界に立花響と言う存在がいないのは色々僕達にとっても、問題ですからと言ってももう1人の立花響を探すのは、僕達の仕事ですし」
「しかし、我々も手伝うべきでは?」
「それには及びませんよ、弦十郎さん。特殊遊撃部隊の本来の任務なのですから」
「デュランダル輸送の具体的な予定に関しては響さんの方で通達してください」
「今回の特例処置で、動けるのは響さんだけなので」
「ああ、わかった」
「それで僕達に伝える事は終わりですか?」
「ああ」
「弦十郎さん。貴方達にはきつい状況かも知れませんが、特例処置として響さんのギアには制限をかけますので」
「それも君達の守るものの為の手段か?」
「はい」
その後直哉と響は弦十郎との話を終えて、そのまま流星群が見れる場所に向かった。
その夜・・・
「「「「うわあ、夜空を見ながらのバーベキューなんて贅沢」」」」
「そう?このバーベキューは響の夜食用なんだけど、皆も食べる?」
「「「え、これ響さんの夜食用なんですか――」」」
のどかとちゆとひなたは、未来の言葉に驚く。
「うんそうだよ、のどかちゃん達からしたらありえない量と思うよね」
「「「はい」」」
「むしろあれだけ食べて、あの体系を維持できるなんてありえないよ」
「まさかシンフォギアを纏えば太らないのかな?」
「それは私にも、わからないけど、身近に響と言う常識を覆す人がいたらそう思うよね」
「「「はい」」」
「そう言えば、私疑問あ何ですけど、どうしてシンフォギアを纏えるのは女性だけなのでしょう?」
「「「あ、そう言えばそうだ」」」
「うーんそこまで考えた事無いけど、恐らくシンフォギアは女性の為に作られた物かも知れないね」
「私も、本当は知らないけど誰かを好きになったりすると女の子はどんなに障害があっても頑張ろうとするじゃないドラマで」
「ああ、ありますね」
「テレビドラマと現実を、一緒にしたらいけないけど、シンフォギアは、女の子の為に作られたのかもね」
「流石だね未来」
「あ、響に直哉君間に合ったね」
そして特殊遊撃部隊のシンフォギア世界にいる全員が揃い流星群が見れる時間まで野外パーティーを楽しむのだった。
その頃管理者の神殿では・・・
「トワ良いか?シンフォギア世界の立花響と小日向未来未来の不在の件についてだが」
「何か二人の不在についての事で、わかった事は?」
トワがレイに聞く。