「ノイズだと!!まさかフィーネが私を始末する為に、ノイズを送り込んだのか?」
「お前は逃げろ、ノイズの目的は私だ」
「まだ駄目だよ、貴女の名前を教えて?私は小日向未来だよ」
「う、私は雪音クリスダ文句ねえよな?」
「うん気をつけてねクリスちゃん」
「たくっお前と立花響と言い、変な奴だな?」
「変じゃないよ。私と響はクリスちゃんを敵なんて思ってないよ。だってクリスちゃんは、優しい人だから」
「なっ恥ずかしい事言うんじゃねえよ」
「そんな事言っている暇があるんなら避難しろよ」
「はいはい、クリスも気をつけてね」
「ああ」
そして未来とクリスは、別れた。
その頃二課では・・・
「司令大変です。突如市街地に大量のノイズとフライト型ノイズが出現しました」
「何だと、翼出撃だ」
「はい叔父様」
「奏にもこちらに戻るよう指示を送れ」
「はい」
「しかし何でこのタイミングでノイズが出てくる?」
「こんな市街地に、何があると言うのか?仮にノイズを操れる手段があるとしても」
時を少し戻して、響と奏は・・・
「ああ、言ってませんでしたね、私のギアガングニール・シャドーには奏者が受けたダメージをも自動的に治療してくれるので、二課での治療は不要ですよ」
「何だと!!ギア自身が治療してくれるのか?」
「そうですよ以前直哉君から聞いてると思いますけど、ガングニール・シャドーは奏者を自分で決めると」
「ああ」
ギアが選んだ奏者にはギア自身も最大限協力してくれるんですよ。奏者が動けない状況にならないようにね」
「だからもう私の体は、完治してるんですよ」
「だからと言って消えるんじゃねえよ。心配するだろ?」
「ああ、そちらの機密情報は取ってないですから安心してください」
「そういう事を心配してねえよ。私は響の事が・・・」
!!
「すいません奏さんにはそれ以上言ってほしくないんで、本来の世界の事を思い出すので」
「ああ・・・わかった。と言うかなんて殺気を飛ばすんだよ響の奴」
「なあ、響お前は私達を恨んでるのか?」
「ええ、恨んでますよ」
!!
「まあ、コンサート会場で偶然シンフォギアの欠片を入れられた事ではなく、生存者狩りを無視した事にですけど」
「たまたま貴女達のコンサートに行った人達を聖遺物の起動実験に使い結局大半の人が死んだのは逃げる際の混乱で死んだ人が多いのに、それを公表すると聖遺物の事まで世間にばれるのを避ける為に二課のお得意の情報操作されて私の家族はバラバラになっているんですから」
「響・・・」
「そして呪いの言葉によって私は死ねなかったですよ。私は翼さんと奏さんのユニットの歌は好きでもない時でしたから」
「成る程な響にしてみれば当たり前か、私達によって普通の生活を奪われたようなものだよな」
ウ――ウ――
!!
「ノイズが出るのか?」
その時二課から奏に連絡が来た。
「奏さん市街地にノイズが現れたので、至急こちらに戻ってください」
「ああ、わかったよあおいさん」
そう言って奏は二課に戻った。
「さてと、私はクリスちゃんの所に行こう」
響もそう言って行動を開始した。