新たな融合世界   作:真宮寺さくら

782 / 3099
今回の話には以前こちらでも投稿していた作品サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の中で登場していたクロスオーバー作品の1つである魔法少女リリカルなのはの世界についての話が出ます。

ご了承下さい。


薫と直哉1

コンコン

 

「はい誰ですか?」

 

「直哉だけどいいかな?薫ちゃん」

 

 

「はい良いですよパ・・・直哉さん」

 

薫にそう言われ、直哉が薫の部屋に入る。

 

 

「薫ちゃんその様子だと、まだ慣れないのかな?」

 

「ごめんなさい」

 

 

「いや、謝らなくていいよ薫ちゃん」

 

「ただ、少し教えてくれないかな?」

 

「何をですか?」

 

 

「君達が生まれた世界と友好的だった世界確かミッドチルダだったかな?」

 

 

「どうしてミッドチルダについて知りたいんですか?」

 

「それは・・・僕もちゃんと飛鳥ちゃんや薫ちゃん達の世界を知る必要が出来たからね、確かに今までは僕は君達にパパと言われても他人と思っていたんだ。ごめんね」

 

 

「いえ、仕方ないですよ。私も飛鳥ちゃんも、まさかパパの生まれ変わりが、紫藤直哉ではないとは思いませんでしたし」

 

 

「直哉さんが私達やミッドチルダについて知ろうとしたのはあれが原因ですか?」

 

薫が直哉に聞く。

 

 

「うんそうだよ」

 

「どうやらママに記憶の上書きが始まりましたね」

 

 

「そのようだね」

 

「でもパパは時が来るまで私達の事は忘れませんよ」

 

 

「え、どういう事」

 

「パパともう1人の紫藤直哉さんは記憶の部分は共通なので」

 

 

「つまり今回の出会いによって僕と直哉さんにありえない繋がりが出来たかも知れないの?」

 

「それは、あるかもしれないけど違うよパパ。直哉さんの世界の帝都はパパ達の世界をアレンジしていると言う事だよ」

 

 

「あくまでも帝都はね」

 

「成る程ね、僕と直哉君にはそう言う部分での繋がちはあるんだね」

 

「ただパパみたいにあちらの直哉さんは米田健二達との繋がりは無いから」

 

 

「成る程僕や真宮寺直哉君みたいに使命かされてないんだね」

 

 

「そういう事だよ」

 

 

「しかし、さっきまで僕達の娘だったのにごめんね飛鳥ちゃんと薫ちゃん」

 

 

「いえ、気にしないで下さい。紫藤直哉さんこれで私達も決断出来ましたから」

 

 

「あ、2人とも・・・」

 

「僕は、あの時まで飛鳥ちゃんと薫ちゃんが家族だった者達から忘れられていく2人を見てねせめて融合世界の中でも君達の知る世界の話をしても良いように、知りたいんだ」

 

 

「薫ちゃん、良いかな?まずミッドチルダについて教えて欲しい」

 

「・・・わかりました。私達の世界については一部ジェミニさんの時代で直哉さんとプリキュアの皆さんが見たと思いますが」

 

「あ、待ってよ直哉君」

 

 

「さくらちゃん急いであの女の子を助けないと」

 

 

そして直哉が少女に近づくと・・・

 

 

「嫌---来ないでスターライト・ブレイカー」

 

 

「うわああああ」

 

 

直哉は、少女にトラウマを植え付けられた」

 

 

「直哉君大丈夫」

 

 

「貴女いきなり何するの?」

 

 

 

そしてフェイトの幻覚では・・・

 

「フェイトちゃん」

 

「貴女は、誰?どうして、私の名前を知ってるの?」

 

「フェイトちゃん」

 

「私は、お母様の命令で貴女を殺しに来たの、貴女が死ねばこの世界は、お母様の物になるの」

 

!!

 

「プレシアさんが生きてるの?」

 

!!

 

 

「何で貴女お母様の名前を知ってるの?」

 

(もしかしてこのフェイトちゃん、PT事件前のフェイトちゃんみたい)

 

 

「カンナさんここは、私に任せてください」

 

「いけるんだな、なのは?」

 

「はいカンナさん」

 

「行くよフェイトちゃん、ディバインバスター」

 

「フォトンランサーファイアー」

 

二人の魔法がぶつかり激しい音と光が、幻想的に見えた。

 

「すげえ」

 

 

「ああ、もしかして幻術にかかった時の事?」

 

 

「そうです。そしてジェミニさんの世界で紫藤なのはと真宮寺フェイトの本名は、高町なのはとフェイト・テスタロッサといい、その2人が本来ならミッドチルダと関りを持つはずだったんですが、ミッドチルダが存在する世界にはロストロギアが存在します」

 

 

「ロストロギア?」

 

「はい、ロストロギアにも様々な能力があるんですよ」

 

 

「例えばどんな能力があるんだい?」

 

 

「そうですね例えば、タイムスリップしたり別の並行世界に移動出来たり、それとは逆に別世界から呼び寄せたりするアイテムがありますね」

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。