新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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新種のノイズ現れる?前編

特殊遊撃部隊が、まなつ達を連れてシンフォギア世界に戻る前のリディアン周辺では・・・

 

 

「うわああ。ノイズだああ皆俺は炭になるんだ―――」

 

「やる気カイシュウ」

 

「うわあ。・・・もう何もしたくない」

 

!!

 

「何だと!!ノイズが人に触れても炭化が起きないだと」

 

 

二課司令室では、ノイズヤラネーダが通常のノイズと違う事に驚きを隠せないでいた。

 

「了子人を炭化にしないノイズの進化は存在するのか?」

 

「いえ・・・私の知る限りそんな事例は無いわね。ただ」

 

 

「ただ、何だ?」

 

「メガビョーゲン等の私達の世界の外から持って来られた技術で、仮に通常のノイズ自体を改造されたのであれば、炭化させないノイズがいても不思議じゃないわね」

 

 

「成程な、ならばシンフォギアでは倒せないと思うべきなのか?」

 

 

「それはわからないわ。ベースは通常のノイズと色が違うだけだから倒せない事は無いと思うけど、注意が必要ね」

 

 

「注意だと」

 

 

「ええ、先程ノイズが人間から奪った何かを取り返すならそのノイズを倒すのは後の方が良いと思うわよ」

 

「あおい翼に連絡をしておいてくれ」

 

 

「はい」

 

「今回の特殊なノイズは人から何かを奪うだけか、メガビョーゲンよりは被害は限定的だな」

 

「ええ、だけど嫌な感じがするのよね」

 

 

「嫌な感じとはどういう事だ了子」

 

 

「それは・・・」

 

 

その頃シンフォギア世界に向かう途中の直哉達は・・・

 

 

「皆さん聞いてください今回シンフォギア世界に現れた新型ノイズはノイズの能力人間を炭化させるの力が無く、ヤラネーダの持つ力があります」

 

 

「「何だって―――」」

 

「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」

 

「つまりノイズだけど、シンフォギア単独では倒せないかもなの?」

 

 

響が直哉に聞く。

 

 

「いえ、ベースはノイズのようですからシンフォギアが通じないわけでは無いですが、ただヤラネーダの能力を使われた場合が厄介なんですよね」

 

 

「「ヤラネーダの能力」だと」

 

クリスと響が首をかしげる。

 

 

「この映像を見てください」

 

「天剣・桜吹雪ーー」

 

「アルビトル・ダンフェール」

 

そしてクラリスの叫びと共に、魔法陣から無数の魔導弾が発射された。

 

 

「おおーークラリスさんの技かっこいい」

 

 

サマーがそう言う。

 

 

ヤラネーダヤラネーダ

 

 

 

だが、闇神威型ヤラネーダはその2人の技も跳ね返す。

 

 

「「そんな私たちの技まで」」

 

「いいぞヤラネーダ」

 

「エルダは喜んで闇神威型ヤラネーダに命令をした。

 

 

「ヤラネーダその2人のやる気を奪って私に頂戴」

 

「ヤラネーダ」

 

 

そして・・・

 

 

「「きゃあああ」」

 

 

さくらとクラリスは闇神威型ヤラネーダにやる気を奪われ、2人のやる気はエルダに渡された。

 

 

「「「「ああーー」」」」

 

 

「ありがとうねヤラネーダ」

 

 

そして、エルダは撤退した。

 

「「これは!!」」

 

 

「おいおいまさかヤラネーダの能力は、人間のやる気を奪うのか?」

 

 

「この症状飛鳥ちゃんと薫ちゃんの時に似ている」

 

 

「続いてこれを見てください」

 

 

「さくらさん降魔の方をお願いします」

 

「いい所に来たわねさくら」

 

 

「ええーーあの人何サマー危ないよ」

 

「大丈夫信じて」

 

「ローラ」

 

 

 

「オーライ」

 

 

 

「マーメイドアクアポットサーチ」

 

 

 

「黄色と緑」

 

 

「やる気パワーカムバック」

 

そして2体のヤラネーダからやる気パワーを奪い返した」

 

 

「行くよコーラル」

 

「うんサマー」

 

「ハートルージュロッド」

 

 

 

「プリキュアおてんとサマーストライク」

 

 

「ビクトリー」

 

 

「ちっやるなプリキュアだが、チョンギーレ様のヤラネーダは、もう一体いるぜ」

 

 

「ハートルージュロッド」

 

 

「プリキュアもこもこコーラルディフュージョン」

 

 

「ビクトリー」

 

 

 

「チッ」

 

 

「こういう形で、ヤラネーダから奪われたやる気を取り返す事が出来なければ」

 

「「どうなるの?」どうなるんだよ?」

 

 

「それは二度と奪われた人間は無気力になると思うわよ」

 

「「え、人魚」」

 

 

「そうよ響私は、人魚よ」

 

 

「ええ――」

 

 

「ならやっぱり、今回はローラさんとまなつちゃん達と響さんとクリスさんが、ノイズヤラネーダを浄化するもしくは撃破の戦力となりそうですね」

 

「まなつちゃん達そしてローラさん今回は僕達に力を貸してください」

 

 

「「「「わかりました」」」」

 

 

「良いわよ直哉」

 

「ありがとうございます皆さん」

 

 

「直哉もうすぐシンフォギア世界に着くラビ」

 

「ラビリンありがとう」

 

 

「皆さん着く前に変身してください」

 

 

「「「「了解」」」」

 

 

「「「「プリキュア!トロピカルチェンジ!」」」」

 

 

 

「「「「レッツメイク!」」」」

 

 

「ときめく常夏!キュアサマー!」

 

 

「きらめく宝石!キュアコーラル!」

 

 

「ひらめく果実!キュアパパイア!」

 

 

 

「はためく翼!キュアフラミンゴ!」

 

 

「今日も元気だ!」

 

 

 

「「「「トロピカル〜ジュ!プリキュア !」」」」

 

 

「はあ、まなつ達ものどか達のように変身しやがった」

 

 

「へえ、これがまなつちゃん達の変身かあ初めて見た」

 

 

 


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