時を少し戻して・・・
「ねえラビリン直哉君が1人で管理者の神殿に行くなんて何があったのかな?」
「何かがあったのは確実ラビ」
「「おはようのどか」おはようのどかっち」
「あれのどか直哉君がいないけど?」
「実は・・・」
のどかがちゆとひなたに話す。
「「おはよう直哉君」おはようラビ直哉」
「おはようございますのどかさんとラビリン」
「あれ直哉君こんなに早い時間にどこに行くの?」
「ええ、トワとレイさんに報告することが出来てしまいまして」
「ええ、そうなの?私もも行こうか?一緒に」
「でも、誰もいなくなるのはまずいですよ。他の人が起きて僕達がいなくなるのは」
「それに報告だけなので、僕だけの方が早く戻れますし」
「わかったよ。直哉君帰ったら教えてね」
「そう言って直哉君はトワさんとレイさんに会いに行ったよ」
「成程ね」
「でも、直哉っちが1人で行くなんて何かまずい事でも起きたのかな?」
「「まずい事って?」」
「例えば私達が初めて雨宮さくらさんの世界に行く事になったあの人とかイヨちゃんとかが動き出していたりして」
「「「「「それだ」それだわ」ラビ」ペン」ニャン」
「うわわ、何皆」
「「皆おはよう」」
その時響と未来が起きて来た。
「「「おはようございます。響さん未来さん」」」
「どうしたの?3人共朝から」
「あ、響さん直哉君からのお願いがあります」
そしてのどかは、響と未来に話す。
「はい、のどかさん僕が帰る前までに、グレ響さんを響さんとフィーネさんを連れて迎えに行って貰えます?」
「うん良いよ」
「こちらでもしかしたらグレ響さんを雨宮さくらさんの代わりに指名するかもしれないので」
「ええーー」
「僕シンフォギア世界で思ったんです。もう1人くらい奏者がいないととね」
「そうなんだ」
「「ええーーグレ響を守護者にーー」」
「ええ、直哉君がそう言ってましたよ」
「そう考える切欠になったのはシンフォギア世界でのあの出来事が原因だと思います」
「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」
「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」
「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」
「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」
「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」
!!
「まじかよ」
「ああ、防衛大臣からの通達だ」
「取り消しは出来ねえのか?」
「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」
「でも二課と上手く付き合えたじゃん。それにグレ響がいなくてもガングニール・シャドーと私で十分だよ」
「成程な紫藤直哉は今の立花響に戦わせるのは、危険だと判断したのだな?」
「恐らくそうですフィーネさん」
「まあ、ガングニール・シャドーと言う化け物級のシンフォギアを纏う以上こういう言い方は不謹慎だが、響は戦場に出しにくい存在だな」
「ええ、グレ響さんには悪いですけど」
「・・・なんか納得できないけど、わかったよ未来ご飯食べて行こう。もう1人の私の所に」
「うん響」
そして響と未来は、グレ響の世界に向かった。