藤枝かえでの早朝の連絡を受けた直哉は夕方には帰ってきて夕食後に話すと言いのどか達に伝えた。
夕食後・・・
「まず、まなつちゃん達に伝えますね。大神一郎さんが行方不明になりました」
「「「「ええーー本当ですか」」」」
「残念ながら本当です」
「それじゃあ、今日直哉さんがいなかったのは大神一郎さんの調査に行ってたからですか?」
みのりが直哉に聞く。
「はいそれもありますが、僕達の注意しなければいけない相手である。米田健二の存在がこの融合世界の中で確認されたからです」
!!
「直哉君それ本当なの?」
響が直哉に聞く。
「ええ、昨日の夜に米田健二が大帝国劇場に現れたそうです」
「直哉さんその人がどうして危険なんですか?」
さんごが直哉に聞く。
「ではこれを見てください」
そして直哉は映像を再生する。
「おいイヨ、どうして俺をこの世界に出撃させた?」
「私は母さんに言われてお兄ちゃんをこの世界に召喚しただけし」
「また、ヒミコがこの世界を崩壊させる気か?」
「それはわからないよ。正直お母さんもこの世界は異質な世界で、干渉したくても出来ないみたいだし、ただ帝国華撃団のいるここだけは、お兄ちゃんを送る事が出来るって言ってたし」
「これが、再び現れたイヨと米田健二の姿です」
「ちょっと待てこの男また、この世界を崩壊させると言ったぞ」
「まさかと思うが、直哉さんこの男には世界を壊す事が出来るのか?」
あすかが直哉に聞く。
「はい、出来ますよ。少なくとも彼の介入した2つの世界は、崩壊しましたからね」
「「「「「ええーー」」」」なんですってーー」
「ちなみに2つの崩壊した世界は、トワとレイが管理していた世界なんですよ」
!!
「それってどちらかと言えば、レイさんやトワさんの因縁の敵ですか?」
「恐らくそうなのでしょう」
「あ、もしかしたら大神一郎さんを行方不明にしたのは・・・」
「ありえそうね」
「いえ、大神一郎さん行方不明には、米田健二の介入はありません」
「お兄ちゃんにはああ言ったけど、お兄ちゃんを使って紫藤直哉をサポートしろってヒミコが言うから」
「「ええーー」」
「つまりイヨとヒミコは、大神の行方不明事件を知って米田健二を召喚したの?」
「そういう事ヒミコが言うには、かつてこの世界に来た悪意がこの事件に関わっている可能性も高いが別の存在がいる可能性もあると見ているだって」
「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」
「直哉君待ってまさか米田健二協力して、大神さんを助けるの?」
のどかが代表して直哉に聞く。
「ええ、状況次第ですけど、ただこの件にはトワから2組のプリキュアの皆さんには参加は控えるようにとの事です」
「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」
2組のプリキュアのアスミ以外の全員が驚いていた。
「成程なこういう事態だから、太陽と未来が私の所に来たのか?」
「グレ響さんを、呼んだのは別の件でですけど」
「何どういう意味だ直哉?」
グレ響が直哉に聞く。
「では、発表しますグレ響さんを守護者に昇格する事に決まりました。