「成程なこういう事態だから、太陽と未来が私の所に来たのか?」
「グレ響さんを、呼んだのは別の件でですけど」
「何どういう意味だ直哉?」
グレ響が直哉に聞く。
「では、発表しますグレ響さんを守護者に昇格する事に決まりました。
「はっ何だと!!何故私が守護者に昇格したんだ?」
「それは雨宮さくらさんの降格に伴う繰り上げですよグレ響さん」
「ああ、雨宮さくらさんの事は聞いたが、それだけで私が守護者に昇格するには別の理由があるんだろ?」
「それは、シンフォギア世界で僕達特殊遊撃部隊が、侵略者と思われてしまって、大変な事になったんっですよ」
そして直哉はグレ響達に映像を見せた。
「あ、皆来てくれたんだ」
「響さん二課の人達の任務を続けてください」
「わかったよグレース。了子さん翼さん行きましょう」
「いいのね響ちゃん?」
「ええ、構いませんよ了子さん」
響がそう言うと、了子が車を出す。
「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」
翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。
「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」
「しかし奏」
「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」
「・・・そうだな」
「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」
「確かにな」
「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」
そして映像が変わり・・・
「ああ、そうだだが、俺達のように彼等の事情を知らない連中は、異世界の戦争に巻き込んだ国が一番わるい、そんな国は滅べなんて言われてるがな」
「まあ、シンフォギアに関しては秘密に出来てるがな、彼等の存在が世界の目を逸らしてくれる形となっているな」
「何なんだよ、それ響や直哉達が悪者じゃねえか」
「そうです。伯父様彼等は私達の代わりに世界の為に戦ってくれた恩人ですよ」
「それはわかっているが、政府からの通達でな彼等が再び来たら捕獲しろダそうだ」
!!
「まじかよ」
「ああ、防衛大臣からの通達だ」
「取り消しは出来ねえのか?」
「無理だ某絵大臣や政府が変わらなければ」
映像終了・・・
「成程、デュランダル輸送任務中にワイズマンが出てきて、特殊遊撃部隊としても、手加減出来ない状態の戦いを、シンフォギア世界で見せたから侵略者と言われたんだな」
「そうです」
「ええーーそれって酷くない皆」
まなつが、さんご達に聞く。
「うん、でもその世界の人達の行動も気持ちはわかるきがする」
「そうだな。私達も新生帝国華撃団のさくらさんから直哉さんや異世界のプリキュアの事を聞いていたから素直に協力出来たけどな」
「そうだね、恐らくシンフォギア世界の場合は、シンフォギアの事も秘密だったのかも知れないし、その影響で正しく理解されずに、この世界以外の物は全て敵と思われたんじゃないかな?」
「成程ね、一度に色々起きて正しい判断をする前に恐怖が、そうさせたのね」
「あくまでも可能性の話だよ。ローラ」
その頃帝都某所では・・・
「まさか、16番目のプリキュア世界から中心世界に戻って来て早々に、イヨお前が、俺と接触するとはどういうつもりだ?」
「久しぶりね紫藤隼人、今回はブルーではなく紫藤隼人として、頼みたい事があるの」