「はい、翼さんと奏さんには、こちらの世界で敢えてシンフォギアを纏ってアイドル活動をしてください」
「「何だって――」」
「そして私とクリスちゃんが2人のマネージャーで未来が、専属のスタイリストです」
「おいおい私がマネージャーだなんて無理だぜ」
「大丈夫だよ。クリスちゃん黒幕が出て来るまで私達3人は出番無いから」
「「「どういう事だ」」」
翼と奏とクリスが響に聞く。
「つまりですね私達は、こちらの世界で起きている事件を起こしている黒幕の正体を知っている可能性があるんですよ」
「「「成程」」」
「「「つまり、敵も特殊遊撃部隊を潰す為には特殊遊撃部隊が干渉せざる得ない状況を作ればいいわけだな」」」
「そういう事です。そこで狙われたのが、大神一郎さん何です」
「彼が中心世界の、シンフォギア世界で言えば立花響みたいな立場なんですよ」
「「「ふむふむ」」」
「成程な、特殊遊撃部隊の目的は世界のバランスや歴史が極端に変わるのを防ぐのが目的だったな」
「はい、ですから帝国華撃団に恨みを持つ者を生き返らせたようですね」
そして響は3人にある音声を聞かせた。
「朧よ、首尾はどうだ?」
「ああ、順調だぜ。巴里に行く途中のあの男を含めた船は、あんたの指定した場所に幽閉してるぜ」
「そうか、朧よお前の上司に礼を言わせてくれ」
「この私京極圭吾を復活させてくれたことにな」
「まあ、俺達も少し帝国華撃団の連中に恨みがあるからな」
「いやそれでもだ、感謝するぞ朧」
「朧という奴の上司がこの事件の犯人と言う事か?」
「恐らく直哉君はそう考えていますね、その前に朧と朧の上司は、未来から来た者と考えていますから」
「「「なっ未来からだって――」」」
「ええ、直哉君とキュアグレース達は、未来に行っていますから、その時代の敵がこちらに来ている可能性があるんですよ」
「こちらの2つの映像を見てください」
そう言って響は再生する。
「グレースさん待ってください。どうやら私達の別のお客さんです」」
「え、」
グレースは飛鳥に言われて止まった時一つの攻撃がグレースの前を横切った。
「「これは破邪剣征・桜花放神」」
グレースとグレースのヒーリングステッキの中にいる直哉は突然の攻撃に驚いていた。
「ちっまた君が邪魔をするのか?紫藤飛鳥」
「そう言う貴女こそ前の世界みたいに負けますよ夜叉さん。ここで負けたらゲンアン様に嫌われますよ」
「五月蝿い勝てば文句ないわ。ここで今代紫藤直哉より厄介なお前たち姉妹を確実に殺してやる」
そして映像は2つ目に切り替わる。
「わかりました米田さん」
そう言って直哉は一通の手紙を神山に渡す。
「これは神崎司令から直哉さんに宛てた手紙を俺が読んでもいいんですか?」
「ええ、構いません。手紙の内容は僕に送った手紙とは到底思えないので」
そして神山は読み始めた。
「・・・」
!!
「直哉さん、俺達が戦っていた降魔達が姿を消したと言うのは本当ですか?」
「僕もこの手紙を見て神山さん達の世界に偵察衛星を飛ばして見た所手紙の通りでしたよ」
映像終了・・・