プリキュアと奏者の再会と紫藤直哉の・・・
「ぷはーー苦しかったありがとう響さんと未来さん」
「「遅くなってごめんね。スパークル」」
「大丈夫か?」
「はいありがとうございます」
翼はフォンテーヌを助けた。
「ほら手を貸すよ捕まれ」
「はい」
奏はアースを助けた。
「ほら、グレースしっかり持っていろよ」
「うーん土の中より地上がいいな。クリスさん助けてくれてありがとう」
クリスはグレースを助けた。
そしてシンフォギア奏者はプリキュア達を助け、次の行動に動き出した。
その裏でクリスが、直哉とグレースに聞いた。
「なあ、直哉お前がグレースの体内に入るのはもしかして、通常の降魔にグレースとフォンテーヌとスパークルの技が効くようにする為か?」
「ええ、その意味合いが強いですね。ただプリキュアの姿になると、僕自身の持つ力が1人では使えなくなるので」
「成程なグレースとフォンテーヌとスパークルに本来持たない力を持たせた代償と言う事か」
「ええ、そう考えて良いですよ。クリスさんグレースさん達の世界だったらメガ降魔以外だったら、僕が手伝う事は無いですけどね」
「そうだね、直哉君」
「成程な、時と場合によるが、直哉も前線に出るんだな」
「直哉君準備終わったよ」
「わかりました」
そして直哉達と響達は直哉の家に戻った。
翌日・・・
「ここで臨時ニュースです。昨日に発生した赤坂の地下で起きた爆発事故により、紫藤家当主の紫藤直哉さんが死亡しました。また紫藤直哉さんに同行していたと思われる4人の人物の行方も今だわかってません」
「何だと!!直哉が死んだだとーー」
「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」
「嘘よ直哉君が死ぬなんて」
「さくら・・・」
「そうですわ中尉もそうですけど、直哉さんが死ぬなんて想像出来ませんわ」
「すみれさん・・・」
その頃米田支配人が検査入院する病院では・・・
「成程な、このニュースが流れる前に響が言ったんだな」
「はい」
「・・・成る程そう言う事なら、直哉君達の捜索はこちらで行うのでかえでさんは、米田さんの病院からそのまま大帝国劇場に戻って構いませんよ」
「え、でも早く探さないと?」
「大丈夫ですよ。それでは切りますね」
「あ、ちょっと」
そして響は、かえでからの電話を切った。
「となるとこの紫藤直哉の死亡についてのこのニュースは、大神一郎誘拐事件を起こした連中への罠かもしれんな」
「どういう事ですか?司令」
「ああ、かえで君この映像を見てくれ」
「司令この映像は?」
「いいから見てくれかえで君」
そしてかえでは米田に言われるまま映像を見始めた。
「ククッ特殊遊撃部隊の君達とは、こういう形で会うのは初めてだな」
「「「ああ、貴方は元帝国陸軍大臣の京極圭吾」」」
「ええーーどうして生きてるの?貴方はあの時帝国華撃団に倒された筈なのに」
「俺たちは正義だ!!
「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」
「絶」
「対」
「正」
「儀」
「帝」
「国」
「華」
「撃」
「団」
「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」
神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。
「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」
「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」
京極がそう言った直後、神王は爆発をし始めた。
「スパークルの言う通りです。京極圭吾誰が、貴方をこの世に呼び戻したのですか?」
「そして大神一郎行方不明事件を起こしたのも貴方ですね?」
アースとグレースが京極に聞く。
「クク、流石だな。大神行方不明事件を実行したのはこの私だよ」
!!
「なっ京極圭吾が何故生きているの?」
映像停止・・・
「落ち着けかえで君。京極圭吾が生きているのは、反魂の術によるものだ」
「つまり京極圭吾が山崎や一馬にした事を、京極がされたと言う事だよ」
「しかしこの記録はどうやって手に入れたんですか?」
「ああ、それは直哉が録画していたのを響がわし宛に届けてくれたよ昨日の夜にな」
「これで少なくとも大神一郎誘拐事件についての犯人がわかったな」
「ですが・・・犠牲が大きいです」
「ああ、そうだな・・・響達が京極を生き返らせた黒幕について動くらしいからな、かえで君花組の臨時隊長健二にして、京極を探すように指示をしてくれ」
!!
「正気ですか司令」
「ああ、本気だ今回の事件は、帝国華撃団と特殊遊撃部隊の協力していかないとワシは勝てないと思っているからな」